【写真】ダッシュする佐藤(右端)笹川(中央)ら浦和学院ナイン=17日午後、同校グラウンド(埼玉新聞)
選抜大会開幕を約1カ月後に控えたチームは17日、午後3時から同校グラウンドで、シートノックやフリー打撃、投手陣はピッチングなど約5時間の練習を行った。
16日にオーストラリアへの修学旅行から帰ってきた2年生がこの日から合流。連日30度を超える真夏の現地から真冬に逆戻りし、「寒すぎる」「体が変な感じ」と、日焼けした顔をしかめていた。
久々に全体練習が再開し、再び戦闘モードとなる。今後は23日から静岡、3月5日からは沖縄で合宿を行い、チームづくりは佳境に入る。主将の笹川は「時間がない中、いかに個人のパフォーマンスを発揮できるか。甲子園での初戦を想定してやっていきたい」と、実戦をイメージした練習への取り組みに意気込む。
森監督は「1、2年生全員がそろったので、グラウンドで腰を据えて練習ができる」とあらためて決意に満ちた表情。ただ、オーストラリアとの寒暖の差を考慮し、「まだまだ寒いので、無理はさせられない」と徐々にチームを仕上げていく構えだ。
(埼玉新聞)