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<甲子園だより>浦学「終盤で攻勢を」 聖光学院と2回戦

 第94回全国高校野球選手権大会の1回戦で、浦和学院が夏の甲子園では8年ぶりの勝利を挙げてから一夜明けた十二日、ナインはショッピングモールで買い物するなど気分転換しつつ、「まだ優勝じゃない」と2回戦に向けて気を引き締めた。2回戦は大会9日目(十六日)の第1試合で、相手は聖光学院(福島)。浦和学院・明石飛真(ひゅうま)(三年)、聖光学院・氏家颯俊(そうしゅん)(三年)両主将に意気込みなどを聞いた。

 -初戦を振り返って。

 明石主将 序盤は苦しんだが、粘り強く後半で勝負できた。順調な滑り出し。

 氏家主将 厳しい戦いだったが、自分たちの野球を最後まで貫けてよかった。

 -勝利から一夜明けての心境は。

 明石主将 監督やコーチからは「ほっとするなよ」とくぎを刺されている。まだ笑っている場合ではないので、気持ちを切り替えて次に臨みたい。

 氏家主将 1勝に満足する気持ちは全然ない。全国制覇する気持ちでここに来た。次も厳しい戦いを想定し、準備している。

 -相手チームの印象は。

 明石主将 対戦相手に食らい付く雰囲気がこちらと似ている。エースの岡野祐一郎投手が良く、練習試合ではあまり打てなかった。

 氏家主将 細かい野球を徹底し、力のあるチーム。佐藤拓也投手は投打ともにセンスがすごい。

 -互いの戦い方は。

 明石主将 投手戦になると思うが、岡野投手は日大三戦で終盤に疲れが見えた。高崎商戦のように終盤でたたみ掛ける。

 氏家主将 日大三戦では岡野がよく抑えたが、次はそうはいかない。打たれたら倍の点数を取り返す気持ちで、打撃戦を覚悟で野手陣が力を尽くす。

(東京新聞埼玉版)

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