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日本、パナマ下し2勝目 笹川、3安打1打点 18U世界野球

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【写真左】パナマ戦の5回、笹川が右中間に適時三塁打を放つ=ソウル(共同)
【写真右】5回裏日本1死三塁、適時三塁打を放つ笹川(日刊スポーツ)

 野球の18U世界選手権第3日は2日、韓国のソウルで1次ラウンドを行い、B組の日本はパナマに8-0で快勝、通算成績を2勝1敗とした。打線が11安打で8点を奪い、城間竜兵(光星学院)-大塚尚仁(九州学院)のリレーでパナマの反撃を封じた。

 日本は初回1死一、三塁から4番・大谷翔平(花巻東)が左前適時打を放ち、1点を先制。続く2回には2死二塁から1番・森友哉(大阪桐蔭)の中越え適時三塁打で1点。さらに4回には2死満塁から押し出し四球で1点と小刻みに加点し、5回には笹川晃平(浦和学院)の適時三塁打など4長短打を集中して一挙3点。7回にも1死二、三塁から金子の金子凌也(日大三)の右前適時打で2点を奪った。

 投げては先発の城間が7回を3安打零封。内野手登録ながら夏の甲子園初戦でも遊学館打線を4安打完封した背番号「13」の右腕が持ち前の打たせて取る投球でパナマ打線を抑え、2番手の大塚も2回を無安打に抑え込んだ。

 日本は3日にイタリアと第4戦を行う。

(スポニチ)

◇下位打線が活躍

 日本に大勝を呼び込んだのは下位打線の活躍だ。5回1死三塁で打席に入った笹川(浦和学院)は、第1打席でこの大会初安打を放っていた。「一本出て、楽な気持ちだった。しっかり振ることを意識した」。外角寄りの球を振り抜き、右中間を破る適時三塁打にした。

 過去2試合は、好機であと一本が出ない展開だった。この日、打順が5番から9番に下がった北條(光星学院)は「悔しかった。開き直るしかないと思った」。5回に12打席ぶりとなる安打を放った。当たりのなかった選手が快音を響かせ、今後の戦いへ向けて明るい材料となった。

(朝日新聞)

◇第1ラウンド

パナマ
000000000=0
11013200x=8
日本

【日】城間、大塚
【パ】サラサール、カバジェロ、ゴンザレス、メンデス

【日本先発メンバー】
1(捕)森
2(二)伊与田
3(三)田村
4(指)大谷
5(左)高橋
6(一)金子
7(右)笹川
8(中)水本
9(遊)北條

先発投手 城間

◇浦学選手の成績

 笹川選手が7番ライトで先発出場。今大会無安打だったが、今日は中前安打、四球、適時三塁打、死球、左前安打と3打数3安打1打点の大活躍だった。

<1回>

 パナマの攻撃。日本の投手は城間。1番は二ゴロ。伊与田がいいダッシュを見せる。2番も二ゴロ。3番はストレートの四球で2死一塁。4番は遊直。北條が軽くジャンプしてキャッチ。まずまずの立ち上がり。

 日本は1番森が二塁内野安打で出塁。2番伊与田が送って1死二塁。3番田村は右前安打で一、三塁。4番大谷は3-2から外角高め直球にうまくバットを合わせ左前へ先制タイムリー。5番高橋は三ゴロ。二封のみで2死一、三塁。6番金子は一ゴロで1点止まり。

<2回>

 パナマの攻撃。投手は城間。5番は投ゴロ。6番は中飛。7番は空振り三振で3者凡退。

 日本は7番笹川は初球を打って中前安打。8番水本は送りバントを決め1死二塁。9番北條は見逃し三振で2死二塁。1番森は低めの変化球をすくい上げ中越え適時三塁打。1点追加し2-0とした。2番伊与田は空振り三振。

<3回>

 パナマの攻撃。投手は城間。8番は遊ゴロ。9番は左越え二塁打。1番は遊ゴロ。2死三塁。2番は内角直球で詰まらせ浅い中飛。無失点。

 日本は3番田村はフォークボールで空振り三振。4番大谷は2-1から外角高め直球を打ち上げ左飛。5番高橋は遊ゴロエラーで2死一塁。6番金子の時、高橋二盗成功。しかし金子は遊飛で無得点。

<4回>

 パナマの攻撃。投手は城間。3番を投ゴロ。4番は二ゴロ。5番の遊ゴロを北條がエラー。2死一塁。6番は左飛。無失点。

 日本は7番笹川はストレートの四球。8番水本は見逃し三振で1死一塁。9番北條の時笹川二盗。北條は遊ゴロ。しかし一塁へ高投しエラー。一、二塁。1番森は大きな中飛で2死一、三塁。2番伊与田は四球で2死満塁。3番田村はストレートの四球で押し出し。日本は3点目。ここでパナマは2番手カバジェロにスイッチ。4番大谷は3-2から直球に詰まり左飛。1点止まり。

<5回>

 パナマの攻撃。投手は城間。7番は三ゴロ。8番は遊ゴロ。9番は投ゴロ。城間は5回まで1安打無失点の好投。

 日本は5番高橋が右越え三塁打。6番金子は二ゴロ。1死三塁。7番笹川は右中間を破る適時三塁打。4-0とした。8番水本は三振で2死三塁。9番北條は遊ゴロかと思われたがイレギュラーバウンド。適時安打となり5点目。1番森の時、北條二盗成功。森は四球で一、二塁。2番伊与田は右前タイムリー。6-0。一塁走者の森が三塁を狙ったがタッチアウトで攻撃終了。

<6回>

 パナマの攻撃。投手は城間。1番は右前安打。パナマはこれが2本目のヒット。2番は一ゴロで1死二塁。3番は遊ゴロ。2死三塁。4番は内角シュートで詰まらせ三ゴロ。この回も無失点。

 日本は3番田村は四球で出塁。4番大谷は右前安打。田村は三進。大谷も三塁への送球間に二進し無死二、三塁。5番高橋は内角球に詰まって投飛。6番金子は右前適時打。2者生還し8-0とした。7番笹川は死球で一、二塁。8番水本の時暴投で一、三塁。水本は四球で1死満塁。ここでパナマは3番手ゴンザレスが登板。9番北條は二飛。2死満塁。1番森は遊ゴロで攻撃終了。

<7回>

 パナマの攻撃。投手は城間。5番は中前安打。6番は一邪飛。7番は一ゴロで2死一塁。8番は投ゴロでこの回も無失点。

 日本は2番伊与田から。パナマは左腕メンデスが登板。伊与田は左飛。3番田村は左飛。4番大谷は1-2からカーブを見逃し三振で3者凡退。あと2点取ればコールドだったが8回へ。

<8回>

 パナマの攻撃。日本は2番手の大塚が登板。9番は二ゴロ。1番は右飛。2番は左飛で3者凡退。

 日本は5番高橋から。右前安打。6番は代打の田端。詰まって一飛。7番笹川は左前安打で一、二塁。8番水本は二ゴロ。2死一、三塁。9番北條は見逃し三振で無得点。

<9回>

 パナマの攻撃。日本の投手は大塚。3番は空振り三振。4番も三振。5番

(日刊スポーツ)

◇9月2日の全試合結果

米国11-1コロンビア(7回コールド)
イタリア12-1チェコ(7回コールド)
ベネズエラ8-3オランダ
豪州1-7韓国
台湾6-5カナダ
日本8-0パナマ

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