3月に甲子園球場で行われる第85回選抜高校野球の出場校選考会が開かれ、埼玉県からは浦和学院と花咲徳栄の2校が出場を決めました。
多くの報道陣が集まる中、選考委員会からの吉報は午後3時10分に届けられました。連絡を受けた小沢校長は「ありがたくお受けします」と応え、ほっとした表情を浮かべていました。
そして、校庭に集まった選手にも待ちに待った知らせが伝えられると、ガッツポーズをするなどして喜びを爆発させていました。また、校舎に垂れ幕が掲げられたり、号外が配られたりして学校全体が祝福ムードに包まれていました。
(イブニングニュースより)
野球部の森監督に話をうかがいます。
―選抜出場が決まった今の気持ちは?
森監督 まず選んでいただいたことに対して感謝、そして日々応援をいただいている皆様に感謝、そして新たな戦いに挑める、そんな思いを生徒とともに感謝しています。
―生徒の皆さんの様子はいかがでしたか?
森監督 最初は硬い面持ちでしたが、新たな決意の表れなのかなと感じています。
―関東大会の決勝では初の埼玉県勢同士の戦いとなりましたが、こちらはいかがでしたか?
森監督 秋の県大会の決勝戦では我が校が大敗していたので、徳栄さんに胸を借りるというかチャレンジャー精神で立ち向かっていった状態でした。
―今後強化したい点は?
森監督 今のところはすべての項目でしょうか。心身ともに鍛え直して、春に花を咲かせられるように頑張りたいと思います。
―こちらに“必勝”と書いてありますが、どうされたんですか?
森監督 今年も石巻へ交流会に出向き、その時に保育園で交流した児童たちがお祝いで届けてくれました。
―選抜に向けて意気込みをお願いします。
森監督 一戦必勝の思いを忘れずに、頂点を目指して頑張っていきたいと思います。
キャプテンの山根君に話をうかがいます。
―今の気持ちは?
山根 日本一を獲れるチャンスをいただいて非常にうれしいです。
―今のチームはどんなチームですか?
山根 一人一人が一球に喰らいついて、最後まで諦めないチームです。
―普段はどういう風に練習していますか?
山根 投げる、捕る、打つ、走るという基本的な部分をやっています。
―バランスというのが重要なんですか?
山根 全体的にまだ自分たちはレベルの低いチームなので、基本の部分から底上げをやっています。
―森監督はどんな監督ですか?
山根 年中無休で自分たちと付き合ってくれるパパです。
―パパということですがどうですか?
森監督 バカボンのパパです(笑)
―厳しいながらも明るさが伝わってくるんですが、監督のどんなところが好きですか?
山根 時には厳しく、時には優しく、その切り替えが男として惚れています。
―生徒たちをどのように指導していきたいですか?
森監督 野球を通じて勝負の世界に身を置きながら、立派な大人になってもらいたいという思いです。
―今のお気持ち、目標は?
部員 嬉しいです。今まで通り基本に忠実に、日本一を目指してやっていきたいです。
部員 すごく嬉しいです。日本一になるためにやっていきたいです。
―選抜でどんな戦いをしていきたいですか?
山根 甲子園という大舞台で野球をさせていただけるという喜びを感じながら、目の前のことを全力で一戦必勝で戦っていきたいと思います。
―最後に皆さんで意気込みを伝えて下さい。
山根 甲子園優勝するぞ!
部員 おー!
今後は3月に沖縄でキャンプを行い、本番に臨みます。
(ごごたまより)