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夢は咲く・浦和学院:第85回センバツ高校野球(1)

 第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)が3月22日、阪神甲子園球場で開幕する。3年連続9回目の出場となる浦和学院の主力選手を中心に、センバツへの目標や野球への思いを聞く。

◇一試合一試合全力で 小島和哉投手(1年)

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 左上手投げの1年生エース。関東大会全4試合に登板し、チームを史上初の3連覇に導いた。持ち味は、最速135キロの直球とカーブ、スライダー、チェンジアップなど多彩な変化球だ。「コースにしっかり投げ分けて要所を締めるのが自分のピッチング」。自らをそう分析する。

 昨夏の甲子園で登板。しかし、相手打線に捕まり、チームは8強入り目前で敗れた。「変化球がないと全国で通用しないと感じた」

 屈辱のマウンドから一回り成長した姿を見せたいと思う。「一試合一試合を全力で戦い、その結果が日本一になればいい」

◇勝てる配球身につけたい 西川元気捕手(2年)

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 昨年8月の練習試合で右手の甲を骨折。5週間の療養中、ひたすら走り込みを重ね、下半身強化に努めた。「情けなくて悔しかった。でも出遅れた分を取り戻そうと思った」

 昨秋の関東大会準決勝。公式戦で初めてマスクをかぶり、好リードで勝利に貢献した。

 小学2年生の時に野球を始めた。そして5年の時、肩の強さを買われ、捕手に抜てきされた。以来、捕手一筋。「配球を考える時が一番楽しい」

 甲子園には、各地区大会を勝ち抜いた強豪チームが集う。「投手と連係し、勝てる配球を身につけたい」と意気込む。

(毎日新聞埼玉版)

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