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浦和学院 4季連続甲子園!埼玉決勝史上最多の16点圧勝

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【写真】春夏連覇を誓い気合いを入れる浦和学院ナイン=県営大宮公園(サンスポ)

 今春のセンバツ大会で優勝した浦和学院が埼玉大会決勝で川越東に16-1と圧勝し、2年連続12度目となる夏の甲子園出場を決めた。昨春から4季連続の甲子園で、甲子園春夏連覇に挑戦する。

 浦和学院は2回、1死二、三塁からエース小島の先制の左前適時打など2点を先行。3回には打者10人で6安打6得点、8回にも打者11人で4安打、四死球や敵失も絡んで6点を挙げるなど18安打16得点の猛攻で川越東を退けた。

 森監督は「予想以上の点が取れた」と話し、埼玉大会決勝史上最多得点と聞かされると「出来すぎです」と頬を緩めた。

 センバツ優勝で注目を集めた2年生エース左腕・小島は準々決勝の埼玉平成戦で完全試合を達成するなど調子は上がっており、決勝でも1失点完投。森監督は「今のところ、小島におんぶに抱っこだが、もう一度チームを修正して大会に臨みたい」とし、「春勝って夏も勝つなど、そんなに生易しいことではないが、連覇というより、埼玉の夏の初優勝を、というつもりで戦ってきます」と決意を口にした。

 主将の山根も「最終的な目標は夏の日本一なので、そこを目指して頑張りたい」。スタンドを埋めた大観衆に、「必ず、埼玉初の夏の優勝旗を持って帰って来ます!」と高らかに宣言していた。

(スポニチ)

◇選抜王者の浦和学院、18安打大勝

 今春の選抜王者、浦和学院は全員の18安打の猛攻で2年連続の夏の甲子園出場を決めた。

 連投となった2年生エース小島は「よくなかった」と自己評価するように毎回走者を出すも要所を抑え、強打の川越東打線を相手に1失点で完投した。打っても二回に先制適時打を放つなど3打点の活躍。

 準々決勝で完全試合を達成し、甲子園でも大きな注目を浴びることが予想される。「自分の力を出し切って3年生の先輩方に恩返しをしたい」と意気込んだ。

(産経新聞)

◇浦和学院、春夏連覇へ挑戦

 選抜優勝の浦和学院が4季連続の甲子園出場を決めた。準々決勝の埼玉平成戦で完全試合を達成した2年生の小島は準決勝も完封し、連投の決勝は1失点完投。「真っすぐでインコースをどんどん突く、自分の長所を出せた」と充実感をにじませた。

 選抜優勝校として、夏の甲子園出場へのプレッシャーは「計り知れなかった」と森監督。ただ、試合前には選手に「義務ではなく、勝ちたいという気持ちでプレーしよう」と話したという。主将の山根は「一戦一戦、目の前の相手と全力で戦い日本一に」と春夏連覇を見据えた。

(時事通信)

◇浦和学院、16点の猛攻 春夏連覇へ足がかり

 春の選抜覇者らしく、浦和学院が強打で切符を奪った。エース小島が5連投。打線が楽な展開を作ることが、勝利への近道だった。

 1回の初球、頭部に死球を受けた先頭打者の竹村は「小島が一人で頑張っていた。何でもいいから、出塁したかった」。担架で運ばれながら、その裏の守備から元気に遊撃のポジションに戻った。攻撃陣の全員が、同じ気持ちだった。

 2回に2点を奪い、3回は打者一巡で6得点。その後も加点し、終わってみれば、選手権大会の1県1代表制が定着した第60回(1978年)以降の決勝では最多の16得点で圧勝した。

 「これからが本番」と、森監督。埼玉勢初の選手権優勝と、春夏連覇を狙う戦いが始まる。

(朝日新聞)

■決勝(7月28日)

浦和学院
026002060=16
000010000=1
川越東

【浦】小島-西川
【川】高橋尚、山本、高橋佑、渡邉-長野、桑原

▽二塁打 竹村、西川2、小島(浦)

▽投手成績
小島 9回、被安打9、4奪三振、与四死球5、失点1

【浦和学院】
⑥竹 村5-3-2
⑦服 部6-3-1
⑧山 根3-1-0
⑤高 田4-2-0
③木 暮3-1-0
⑨斎 藤4-1-3
②西 川5-3-2
①小 島5-3-3
④津 田5-1-1

(打数-安打-打点)

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