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連覇狙う浦和学院、頼れる4番の支え – Sportsプラス

 8月5日のNHK「Sportsプラス」で浦和学院・高田選手が取り上げられました。

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 浦和学院、選抜の埼玉県勢としては45年ぶりの栄冠でした。その原動力の一つが、頼れる4番高田涼太選手の活躍です。3試合連続のホームラン。ここぞというところでのバッティングがチームを優勝に導きました。

 高田選手「あのときは体も反応してくれたし、しっかり思い切ったプレーができたかなと思います」

 頼れる4番を支えたもの、それは―。

 “被災地との交流”

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 今でこそチームを引っ張る頼れる4番。しかし、1年生のときにはチャンスに考えすぎてしまい、体が硬直。期待に応えられませんでした。そんな高田選手が変わるきっかけになったのが、東日本大震災で被害を受けた被災地との交流でした。

 震災の後、浦和学院は学校として石巻市と交流してきました。野球部も頻繁に石巻を訪れています。そこで、高田選手は自分たちの活躍が子どもたちに勇気を与え、野球を続けたいと思う原動力になっていることを知りました。その思いに応えようと打席に入るうちに、体の硬直もなくなってきたと言います。

 高田選手「小学生の子と交流をしたんですけど、本当に思い切って野球を楽しんでいたというか、笑顔で喜びを感じてやっている姿を見て、頑張って甲子園に行きたいと思ってもらえるくらい自分らもやって、(野球を続けたいと)思わせてあげたいという思いは強くなりました」

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 センバツではそんな子どもたちのスタンドからの応援が、チームの優勝を支えてくれたと高田選手は振り返ります。

 高田選手「とにかく1点でももぎ取れるようにフルスイングしたいと思います。チームはもちろん優勝を狙っていき、その中でしっかり一戦一勝、目の前の試合に全力で取り組んでいきたいと思います。」

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