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武蔵ヒートベアーズ・石井義人コーチ、指導者へ転身 地元貢献誓う

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【写真】星野監督(中段中央)を囲み活躍を誓う武蔵ヒートベアーズの選手たち。中段右から4人目は石井コーチ=8日午後、熊谷市内

 熊谷市を本拠地とし、来季からプロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグに参戦する武蔵ヒートベアーズは8日、同市内で会見を行い、初代監督の星野おさむ氏ら首脳陣とチームスタッフ、新入団選手21人が顔をそろえた。

 新入団選手の会見に先立ち、プロ野球埼玉西武などで活躍し、今季で現役を引退した石井義人氏(浦和学院高出)が打撃コーチ就任を報告。石井氏は「コーチは初めてだが、自分も成長しながら強いチームにしていければ」と熱意を口にした。

 起用の経緯について高橋義人球団代表は「自分たちが強くなるときに何が必要かを考え、監督やコーチの熱い思いが求められる」と説明。五十嵐章人ゼネラルマネジャー(GM)も「18年間第一線でやってこられた経験と技術がある。いろいろな面で指導してもらいたい」と期待を込めた。

 選手会見では一人一人が壇上で自己紹介を兼ねてあいさつし、進修館高出の矢島は「地元でプレーできるのはありがたいこと。チャンスを生かしたい」と意気込んだ。最後には配られたばかりのユニホームに袖を通して記念撮影も行った。

 平均年齢22・4歳と若いチームを率いる星野監督は「期待に胸を膨らませた顔をしている。開幕に向けてチーム力を上げていきたい。フレッシュなメンバーでうまく成長していければ」と初陣への意欲をにじませた。

◇指導者へ転身 地元貢献誓う 石井コーチ

 18年間の現役生活に区切りをつけ、打撃コーチに就任した石井氏。「コーチとしては何も知らない状態。監督をはじめ、話を聞きながらやっていきたい。今までやってきた技術などを少しでも教えていければ」と、新たな人生の目標を掲げる。

 地元埼玉のチームから声がかかったことに「何かの縁。サッカー人気が高いが、野球に貢献できればいい」と恩返しを誓う。「選手が若ければこっちも若返る。選手に負けないように、チームを強くしていきたい」と目を輝かせた。

(埼玉新聞)

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