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浦和学院、打線爆発 川越工にコールド勝ちで4回戦進出

 (18日・県営大宮ほか)

 第6日は6球場で3回戦16試合を行い、ノーシード朝霞西が春の関東大会準優勝のAシード川越東を1-0で破った。朝霞西は七回1死二塁から梶原の中越え適時二塁打で1点を奪うと、小島光、堀田の継投で川越東打線を無失点に抑えた。

 Cシード朝霞の田頭大希投手(3年)は富士見戦で夏の大会史上23人目となる無安打無得点を達成した。右腕田頭は右下から繰り出す切れのある直球に多彩な変化球を絡め、2試合連続2桁安打の富士見打線を抑えた。狭山ヶ丘は10-2でDシード大宮東を撃破。熊谷は本庄を8-1の八回コールドで下し、14年ぶりの4回戦進出を決めた。

 第7日は19日、3回戦の残り16試合を実施し、ベスト32が出そろう。

◇まっすぐをたたけた 浦和学院・西野捕手

(2打席連続適時打)第1打席、第2打席とも真っすぐをたたけた。調子が上がってきているのでバッティングの流れをリードにつなげたい。

◇思い切り振れた 川越工・岩田主将

(七回代打も三振)少しでも長く野球ができるよう自分が決めたかった。今季は調子が上がらず悔しい思いをしてきたが、最後は思い切り振れた。

(埼玉新聞)

◇浦和学院、左腕・小倉5回零封 順当に4回戦進出

 浦和学院は川越工をコールドで下し、順当に4回戦に進んだ。

 先発した左腕・小倉は序盤から制球に苦しみながら、5回3安打無失点。「スライダーを狙ってきていたので直球に切り替えた」と冷静に相手打線を分析し4三振を奪った。

 7回はエース・江口が3人で締める内容に、森士(おさむ)監督は「それぞれが自分たちの役割を理解し、一戦一戦戦うだけ」と次戦に目を向けた。

(スポニチ)

◇選抜4強の浦和学院、コールド快勝で4回戦進出

 今春の選抜大会4強の浦和学院が七回コールド勝ちで4回戦進出を決めた。

 先発の小倉は初回、一死満塁のピンチを招いたが、連続三振で切り抜けた。ただ、打線は小刻みに得点は挙げたものの、9残塁。昨夏は埼玉大会の3回戦で敗れており、森監督は「選手に硬さがあった。気負わず一戦ずつ勝ち抜きたい」と快勝にも気を引き締めた。

(読売新聞)

 試合結果
 3回戦 7月18日(県営大宮球場)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
川越工 0 0 0 0 0 0 0     0 3 0
浦和学院 3 0 2 0 1 3 x     9 15 1
【浦】小倉、榊原、江口-西野【川】青柳、高橋-荒井虎
▽二塁打:荒木、西野、津田(浦)菊政(川)
 浦和学院打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
諏訪 4 2 0
2 0 0
津田 4 1 0
山崎 3 1 1
⑦8 荒木 3 2 0
高橋 3 3 3
西野 3 2 2
渡邊 3 1 1
1 榊原 0 0 0
H 桑原 1 1 1
1 江口 0 0 0
①7 小倉 4 2 1
30 15 9
 川越工打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
菊政 4 1 0
長谷川 2 0 0
新井虎 2 0 0
新井雅 3 0 0
①3 青柳 3 0 0
鈴木 3 0 0
1 高橋 0 0 0
清本 3 0 0
7 古川 0 0 0
大川 1 1 0
H 岩田 1 0 0
萩平 3 1 0
25 3 0
 投手成績
TEAM 選手名 被安打 奪三振 四球 死球 失点
浦和学院 小倉 5 3 4 2 1 0
榊原 1 0 0 0 0 0
江口 1 0 1 0 0 0
川越工 青柳 5 10 2 1 2 6
高橋 1 5 0 0 0 3
TEAM 三振 四死球 犠打 盗塁 失策 併殺 残塁
浦和学院 2 3 3 3 1 0 9
川越工 5 3 0 0 0 0 7

 浦和学院は一回から高橋、西野の連続適時打で3点を先制すると、計15安打9得点と打線が爆発。川越工は一回1死満塁の好機を逃した。

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