埼玉大会4回戦が県営大宮球場で行われ、今春のセンバツで4強入りした浦和学院が南稜を2-0で下した。
強力打線が相手先発・横山尚輝投手(3年)を攻めきれなかったが、エース左腕の江口奨理投手(3年)が4安打完封。ベスト16進出を決めた。
森士監督は「夏の前に練習試合をして、いい投手で好チームという印象が残っていた。その中で良いところも悪いところもあった」と苦笑い。5回戦に向けて「チームとしての成長度が夏の台風のように遅い。どこかで偏西風に乗ってほしい」と期待を込めていた。
(サンスポ)
◇浦和学院・江口、4安打10K完封で5回戦へ |
浦和学院が完勝で5回戦へ駒を進めた。先発の江口奨理投手(3年)が4安打完封。10奪三振と危なげない内容で投げきった。江口は「内容は良くなっているけど、四球(5四球)が多かったのは反省材料」と語った。森士監督(51)は「相手は練習試合をやっていい投手がいるのは知っていた。接戦になると思っていた。いい面は江口がよく投げたこと。悪い面は点を取るべきところでの集中力が足りない」と課題も忘れなかった。
(日刊スポーツ)