2013年春の選抜高校野球大会で優勝した浦和学院高(さいたま市)の硬式野球部員約80人が先日、石巻市民球場で野球教室や炊き出しなどの支援活動を実施し、石巻地方の小学生約150人と交流した。
野球教室では打撃、守備の基本を熱心に教え「守る時は腰を落として打球を吸収するイメージで対応するとうまくなる」とアドバイスした。
炊き出しでノリ汁を提供し、子どもたちと談笑しながら食べた。
鬼ごっこをスポーツ競技にアレンジした「スポーツ鬼ごっこ」や「ホームラン競争」も行った。
稲井マックス野球スポーツ少年団の高橋葵主将(12)は「一生懸命練習し、甲子園に出場できる選手になりたい」と笑顔で話した。
野球部主将の上野大我選手(2年)は「石巻の将来を担う子どもたちのために支援を継続していきたい」と述べた。
同校による石巻地方への支援活動は4年目。これまでにスポ少への野球道具の提供や、海岸清掃などを実施している。
(石巻かほく)