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浦学野球部、石巻の少年野球チームと交流 被災地で支援活動も

 12月20日(金)~24(火)の4(車中2)泊3日、第83回石巻・東松島交流活動が行われ、本校野球部3年生22名が参加しました。また、直前の12月7日(金)・8日(土)の2日間、石巻市の少年野球チームが来校し、交流を行いました。

石巻市鹿妻・子鹿クラブスポ少野球チーム来校

 東日本大震災から8年9ヶ月、宮城県へ訪問する回数は82回を数えている。一方、当初から継続している少年野球チームとの交流活動がある。バスケットボール、サッカーチームの子どもたちも浦和に遊びに来たことはあるが、この少年団は9回目の訪問となる。今年も交流の主旨が受け継がれていく。

 「震災当初、活動する場所もなく、校庭を自衛隊が埋め尽くす中、野球は二度とできないと思った。そんな時、浦和のグラウンドで思う存分に野球をさせていただいた。多くのものを失ったが、私たちが得た財産は『浦学野球』。お兄ちゃんたちは優しく、格好良く、全国大会優勝の約束も果たしてくれた」。9年経った今も、心の交流活動が継続されている。

 浦学生も震災当初は小学校3年・2年・1年。少年団の子どもたちは震災後に誕生した子どもたちも少なくない。石巻の大人の方々は「あの時の惨事を忘れないで欲しい。自分達が受けた被災は二度と繰り返させたくない」。日本全域に災害が多発、浦学生にも災害の教訓を伝えてくださる。

 野球部の部訓にある「思いやり」の再確認ができる上、この活動を通して、野球ができることへの感謝、周囲の方々への感謝、仲間への思いやりを改めて学んでいる。12月末、野球部3年生が石巻訪問も予定している。野球部としては、一つの区切りをつける最後の訪問となる。

野球部による最後の現地交流

 東日本大震災から 8 年9ヶ月、本校が宮城県へ訪問する回数は83回を数えている。中でも野球部は2011年12月から毎年1回、計9回、他に 5~6 回の小規模活動を行った。野球部としては宮城県石巻市への活動は一つの区切りとなるが、今後もボランティア活動を継続し教育活動の一助としたい。

 ↓詳細はクリックをしてご覧ください。
 2019.12.20~24 第83班交流活動
 2019.12.7~8 子鹿クラブ交流活動

(浦和学院高校公式ホームページ)

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