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埼玉大会シード校紹介 浦和学院「層に厚み 投打充実」

 149チームが出場し、9日に開幕する第103回全国高校野球選手権埼玉大会は、春季県大会のベスト16以上がシードされた。頂点に立った浦和学院、同準優勝で埼玉大会6連覇が懸かる花咲徳栄がAシード。春季県大会4強の上尾と昌平がBシード、春日部共栄など同8強の4校がCシード。細田学園をはじめ同16強の8校がDシードに収まった。最終調整に励む16校の戦力を分析する。

Aシード浦和学院「層に厚み投打充実」

 春季県大会王者の浦和学院は、勝負強い攻撃と粘り強い守りで埼玉の頂点を目指す。初戦の2回戦はノーシードながら、ともに「私学4強」と称される聖望学園が相手。まずは第一関門を突破し、勢いに乗りたい。森監督は「初戦から決勝戦と気が引き締まる思い」と意気込んでいる。

 打線は1番から9番まで切れ目がない。1番吉田匠は抜群の打撃センスで出塁率が高い。3番松嶋で好機を広げ、4番吉田瑞と5番三奈木で得点を奪うのが理想の形。6番藤井、9番金田と下位にも注目の打者がいる。

 投げては、制球力のある2年生エース左腕宮城と力強い直球が持ち味の右腕三奈木のどちらかが先発を務めることが濃厚。吉田匠、金田の両右腕もおり、捕手吉田瑞の配球に期待だ。投手陣が内外野を兼任するため、状況に応じて大きな配置転換も予想される。

(埼玉新聞)

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