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センバツ高校野球、観客数の上限を22日から撤廃へ まん延防止の解除に伴い

 天候不良で19日、1日遅れで開幕するセンバツ高校野球について日本高校野球連盟などは甲子園球場のある兵庫県の決定などを踏まえ、2万人としていた観客の上限を今月22日から撤廃することを決めました。

 ことしのセンバツ高校野球について、高野連などは新型コロナウイルスの感染対策として兵庫県に「まん延防止等重点措置」が出されている間は、観客の上限を2万人にすると決めていました。

 こうした中、「重点措置」は今月21日の期限をもって解除されることになり、兵庫県も大規模なイベントについて感染対策をとれば、会場の収容定員まで入れることを認めました。これを受けて高野連などは対応を協議し、今月22日から2万人としていたセンバツ高校野球の観客の上限を撤廃することを決めました。

 出場校の関係者にかぎって入場を認めているアルプス席については、間隔をあけて座るなどの対策をとるため、1校当たりの上限を1800人から3000人に引き上げるにとどめ、吹奏楽部の応援についても最大50人の制限は変えないということです。

 高野連などは、19日正午から今月26日までのチケットを販売し、その後の試合も随時販売を始める予定です。

 甲子園球場の定員はおよそ4万7000人となっていますが、どのくらいのチケットを販売するかは明らかにしていません。

(NHKニュース)

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