【写真】入場行進の練習を行う各校の女性生徒ら＝７日午後、県営大宮
第１０５回全国高校野球選手権記念埼玉大会は８日、県営大宮球場で４年ぶりにコロナ禍前の通常の様式で全校、登録出場選手が参加して開会式が実施され、開幕する。連合５チームを含めた１４５チーム（１５６校）が１校の甲子園切符を懸け、２８日の決勝まで熱戦を繰り広げる。
開会式を翌日に控えた７日は県営大宮球場でリハーサルが行われ、入場行進で大会プラカードや大会旗を持つ女子マネジャー、選手宣誓を務める大宮工の鍵山大地主将（３年）らが参加。県高校野球連盟の指導で、先導や進行の流れを入念に確認した。
開会式は午前１１時開始。狭山経済－宮代の開幕戦は午後１時半にプレーボール。開会式と開幕試合は入場無料。翌９日以降の全ての試合が有料有観客で行われる。
本番控え入念準備 埼玉大会きょう開幕 4年ぶり通常様式に
開会式の手順を確認する各校の女子生徒ら＝７日午後、県営大宮
第１０５回全国高校野球選手権記念埼玉大会の開会式を翌日に控えた７日、県営大宮球場で開会式のリハーサルが行われ、入場行進で大会プラカードや大会旗を持つ野球部の女子マネジャー、選手宣誓を行う大宮工の鍵山大地主将（３年）らが参加した。約１時間にわたって、入場行進の先導やアナウンスの手順を確認した。
今大会は北部地区の女子マネジャーが大会プラカード、国旗、大会旗持ちを担当。開会式の司会進行、場内アナウンスも分担して務める。
コロナ禍前の通常の様式に戻り、全出場校、登録選手が参加して開会式が行われるのは４年ぶり。選手宣誓を務める鍵山主将は「全高校球児の思いを背負って、一言一言力強く話したい」と意気込んだ。
大会プラカードを持つ上尾の松本美奈子さん（３年）はリハーサルを終え、「よりよい大会になるようにしっかり努めたい」と心境を語った。
伊奈学園の荒井萌花さんと、本庄の小林葵さん（ともに３年）は開会式の司会を担当する。「今日初めて会ったけど仲良くなれた」と荒井さん。小林さんも「２人で息を合わせてやっていきたい」と笑顔で話した。
（埼玉新聞）
