【写真】練習が再開し、ティーバッティングで調整を図る喜屋武(左)と小林=30日午後、浦和学院練習場
28日の優勝後、休養日を挟んだ浦和学院は30日、本格的に練習を再開した。主力メンバーは、午後2時過ぎからウオーミングアップを始め、打撃練習などを約1時間実施。選手らは終始笑顔で、和気あいあいとした雰囲気の中、体を動かした。
全国高校野球選手権記念埼玉大会決勝では、花咲徳栄に7-2で快勝し、2年ぶり15度目の夏の甲子園出場を決めた。
準々決勝から家族が観戦に訪れていたという沖縄出身の喜屋武は、決勝点となるタイムリーを放ち「今季はずっと準優勝だったけれど、一番大きな夏の大会での優勝を見せられてよかった」と満面の笑みで語った。
昨夏の準優勝を先発メンバーとして経験した小林は、決勝当日と29日の夜に昨年主力を担った金田(ロッテ)、伊丹(日大)から祝福の連絡を受け「ずっと見てくれていたんだと思うとすごくうれしい」と、先輩たちの雪辱を喜んだ。
全国大会の組み合わせ抽選会は、8月3日に大阪市のフェスティバルホールで行われる。主将の江口は「日本で一番長い夏にしたい」と49校の頂点を見据えた。
(埼玉新聞)