◇剛腕復活!広島大竹、誕生日に今季初登板
広島の豪腕が復活のマウンドを踏む。21日オリックス戦で、右肩痛から復帰を目指す大竹寛投手(27)が今季初登板する見込みとなった。昨年6月22日阪神戦(米子)以来の1軍戦でパ・リーグ最下位のオリックスをねじ伏せ、失速気味のチームにカツを入れる。
19日、出陣を間近に控え、甲子園室内練習場でブルペン入りした。
「肩の不安もないし、今できることをやりたい。気持ちは高ぶっています。マウンドに立てば、チームの勝利に向かってやるだけです」。
気合たっぷりの表情で話した。昨季はわずか3試合しか登板できず、今季も開幕に間に合わなかった。2軍戦で実戦感覚を磨き球にも力強さが戻った。通算52勝右腕は前田健が台頭する以前はエース格。野村監督も「力のある投手だから」と期待。登板が見込まれる21日は28度目のバースデー。復帰登板と誕生日を自らの手で祝う。
(日刊スポーツ)
◇大竹勝つ!11カ月ぶり鯉党お待たせ
広島・大竹寛投手(27)の復帰戦が21日のオリックス戦(京セラ)になることが19日、分かった。右肩痛の不安もなく、甲子園の室内練習場でブルペン入りするなど調整した右腕は「勝利に向かってやるだけ」。28歳のバースデー復活へ向け、気合満々だ。
高ぶる気合があふれ出ていた。甲子園での練習を終え、復帰登板に関し問われた大竹は「準備はしている。去年のことはもう覚えていない。今、できることをやりたい」と一気にまくしたてた。
当初は23日のロッテ戦(三次)を予定していたが右肩の回復状態が良く、復帰戦は21日のオリックス戦(京セラ)へ前倒しされた。
野村監督は「彼は力のある投手。故障明けを考慮して、投げさせたい。完投とかは考えていない」と話した。本来なら福井の登板予定日だったが、それをずらしてでも大竹を組み入れた。信頼、実績はやはり比類ない。
この日、大竹はブルペン入りし、変化球も交え調整した。見守った大野投手チーフコーチは「投げられる状態にある。後は本人の気持ち。結果より内容。打者に勝負できる形になってほしい」と、状態の良さに納得顔だった。
昨春キャンプで右肩を痛め、長く孤独なリハビリを続けてきた。昨季、1度は復帰したが、6月22日の阪神戦(米子)を最後に再び離脱。1勝、防御率5・00でシーズンを終えた。
今春キャンプでブルペン入りを再開したが「僕はまだ故障者」を繰り返すのみ。開幕には間に合わなかった。2軍戦でも右肩の状態は一進一退の中、慎重に5度の登板。14日のウエスタン・阪神戦(和歌山県上富田町)で5回無失点に抑え、15日に1軍に合流した。
この日、篠田が登録を抹消された。好調チームを開幕から引っ張ってきた先発陣も失速気味。貯金は2に減り、上位戦線に食らい付くためには、踏ん張りどころだ。そんな中、プロ通算52勝を挙げる、かつての大黒柱が加われば、この上なく頼もしい存在となる。
「(肩に)不安はない」と大竹は断言した。後は11カ月ぶりの1軍舞台へ前を向くだけだ。21日は28歳になる誕生日。「とにかくマウンドに立てば、勝利に向かってやるだけです」と、自ら復活祝い星を飾ってみせる。
(デイリースポーツ)
◇大竹21日先発“最弱オリ打線”で復活だ
広島がローテを組み替え、右肩痛からの再起を目指す大竹寛投手(27)を21日のオリックス戦(京セラD)に先発させることが19日、分かった。昨年6月22日の阪神戦(米子)以来の復帰登板を飾らせるため、あえてチーム打率が12球団ワースト(2割1分2厘)の打線にぶつける。
自信を取り戻すにはもってこいの相手だ。故障が響き、昨年は3試合で1勝(0敗)止まりだった大竹は、14日のウエスタン・リーグ阪神戦(上富田)で5回を無失点に封じた翌日に1軍に合流した。ローテ通りなら21日の同カードは福井が先発し、大竹は23日のロッテ戦(広島・三次)が有力とみられていたが、野村監督は「故障明けということを考慮して投げさせたい」と、最下位に沈む岡田オリックス相手に投げさせる。
21日は右腕の28歳の誕生日で、プロ初のバースデー先発となる。この日、甲子園の室内で投球練習を行った大竹は「気持ちは高ぶっています。肩に不安はない。マウンドに立てば勝利に向かってやるだけ」と力を込めた。“最弱打線”を封じ、通算52勝右腕がかつての輝きを取り戻す。
(スポーツ報知)
◇28歳誕生日飾る!大竹が21日オリックス戦登板へ
右肩痛で2軍調整を続けていた広島・大竹が、21日のオリックス戦(京セラドーム)で11カ月ぶりの1軍登板を果たす。
甲子園室内練習場で調整を終えた右腕は「気持ちは高ぶっています。自分がマウンドに立てば勝利に向かってやる」と気合十分だ。昨春キャンプで右肩痛を発症。6月に出場選手登録されたが3試合の登板で抹消されていた。「肩に関しての不安はないし、今できることをやるだけです」。当日は自身28歳の誕生日。復活投球で自らを祝う。
(スポニチ)