【写真】雨天のため室内練習場で練習する浦和学院の選手たち=阪神甲子園球場で2012年3月17日(毎日新聞)
第84回選抜高校野球大会の甲子園練習が17日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で始まり、第1日は雨天のため三塁側室内練習場で16校が汗を流した。昨秋の地区大会優勝校の浦和学院(埼玉)、敦賀気比(福井)、神村学園(鹿児島)などはフリー打撃に取り組み、明治神宮大会準優勝の愛工大名電(愛知)は素振りやランニングで体をほぐした。大阪桐蔭(大阪)や早鞆(山口)、21世紀枠の女満別(北海道)はエースが投球練習をしたほか、履正社(大阪)はノック、花巻東(岩手)はバント練習に時間を費やした。聖光学院(福島)はウオーミングアップだけでボールを使わなかった。18日は残り16校が練習する。
昨秋4本塁打を放った浦和学院の佐藤だが、この日のフリー打撃ではヒット性の当たりがなかなか出ず「状態はいいとは言えない」。それでも「振りは力強くなっている」と表情は明るかった。
初戦敗退した昨秋の明治神宮大会で愛工大名電の浜田から3三振を喫し、ベンチに下げられた。その悔しさをバネに連日2000スイングをノルマにバットを振り続けてきたことが、自信の裏付けとなっている。背番号1も取り戻した投打の柱は「自分らしいプレーで勝利に貢献し、日本一に」と誓った。
(毎日新聞電子版より抜粋)
◇浦学エース佐藤が日本一宣言
浦和学院(埼玉)の佐藤拓也投手(3年)が、1年ぶりに戻った甲子園で日本一を宣言した。昨年は1回戦で鹿児島実に3-5で敗戦。甲子園での初戦敗退が5大会連続中だけに「去年は、ふがいない結果。悔しい思いで1年やってきた。今年こそ日本一を取りたい」と意気込んだ。昨夏以来2大会ぶりに背番号1をつけた右腕。投打ともに主軸としての活躍が期待される。
(日刊スポーツ)
◇浦学ナイン、甲子園練習に汗
【写真】バッティングフォームのチェックなどに真剣な浦和学院ナイン=17日午後、甲子園球場(産経新聞埼玉版)
17日、甲子園球場で始まった第84回選抜高校野球大会の出場校による甲子園練習では、関東代表で県勢の浦和学院ナインらも汗を流した。
この日は朝に雨が降ったため練習は室内練習場で行われた。浦和学院ナインらは大きな声を掛け合ってダッシュをしたり、打撃フォームの指導を受けたりなど約30分間の調整を実施し、大会初日の敦賀気比(福井)との初戦に備えた。
(産経新聞埼玉版)