浦和学院(埼玉)が2年ぶり5度目の優勝を飾った。関東代表として、11月14日に開幕する明治神宮大会に出場する。
先発の左腕、背番号「11」の小倉匡祐投手(2年)が3安打10奪三振で1失点完投した。3回には4番山崎滉太内野手(2年)の3点適時二塁打などで6点を奪い、試合の主導権を握った。
森士監督(50)は「思いのほか、小倉がいいピッチングをしてくれた。今大会はいい相手に当たり続けたが、1人1人が大会を通じて成長してくれた」と話した。
(日刊スポーツ)
◇浦和学院が2年ぶり優勝
浦和学院が大勝で2年ぶりの優勝を飾った。
三回に打者10人の猛攻で6点を先制。その後も1番・諏訪賢吉内野手(1年)の右越えソロなどで着々と加点した。
投げては背番号11の左腕・小倉匡祐投手(2年)が1失点完投。3安打しか許さず、10三振を奪った。
森士(おさむ)監督は「いいチームに当たり続けたが、選手一人一人が大会をやりながら成長した」とナインを称賛。出場が決まった明治神宮大会(14日開幕・神宮)に向け「関東の枠(優勝なら来春センバツ出場枠が1増)を持ってこられるように頑張りたい」と抱負を語った。
(デイリースポーツ)
◇浦和学院が2年ぶり5度目V 木更津総合に大勝
【写真】浦和学院の先発・小倉が3安打完投。最終打者から三振を奪うと勝利の雄叫びをあげた=千葉県野球場
高校野球の秋季関東大会最終日は29日、千葉県天台球場で決勝が行われ、昨春の選抜大会優勝の浦和学院(埼玉)が木更津総合(千葉)に10-1で大勝し、2年ぶり5度目の優勝を果たした。11月14日開幕の明治神宮大会に出場する。
浦和学院は三回に6点を先制し、着実に加点した。
◇浦和学院、3年生の先輩に感謝のV
浦和学院はこの5年で4度目の優勝となった。3年生全員が夏の大会後も一緒に練習するのが伝統で、昨年の選抜大会の優勝投手、小島もシート打撃で胸を貸していたという。津田主将は「実戦形式で投げてくれた。3年生には感謝したい」と、この日もスタンドから声援を送った先輩達に視線を向けた。
準決勝、決勝はともに10得点。選抜を制した時も強力打線を誇ったが、森監督は「甲子園に出るような投手を打つ力はまだない」と話す。「時間をかけて底上げしたい。まずは明治神宮大会。(関東に)枠を取ってこられるように頑張りたい」と意気込んだ。
(サンスポ)