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シード16校戦力分析 Aシード・浦和学院「投打に磐石の大本命」

 第97回全国高校野球選手権埼玉大会は10日、県営大宮球場で157チームが参加して開幕する。大会を盛り上げるシード16校を紹介する。

◇Aシード浦和学院「投打に磐石の大本命」
勝負強い打撃を身上とする浦和学院の4番山崎滉

勝負強い打撃を身上とする浦和学院の4番山崎滉

 選抜大会4強の実績に加え、秋春3季連続で県、関東大会を制し、県内大会12連勝中と今大会の大本命。森監督は「底知れない重圧をはねのけるために、妥協しない裏付けが必要」と万全の状態で集大成の夏に臨む。

 選抜大会で全国屈指の好投手を次々と攻略した切れ目のない「ダブルクリーンアップ打線」(森監督)が一番の武器。俊足巧打の諏訪と臺、経験豊富な津田、抜群の勝負強さを誇る山崎滉までの上位は不動。長打力のある高橋が5番に座り、6~8番にも荒木、西野、幸喜と好打者が並ぶ。

 エース左腕江口は変化球の切れが増し、課題のスタミナ面も向上。春は左腕小倉、2年生右腕榊原も経験を積み、夏の連戦に向けた布陣が整った。強肩の捕手西野、臺、津田の二遊間を軸とした守備も危なげない。

◇予想オーダー

①諏 訪(三)
② 臺 (二)
3津 田(遊)
4山崎滉(一)
⑤高 橋(右)
6荒 木(中)
7西 野(捕)
⑧幸 喜(左)
⑨江 口(投)

※丸数字は左打者

◇今年度の戦績

【春季県大会】
▽2回戦 10-0山村学園(5回コールド)
▽3回戦 4-0昌平
▽準々決勝 8-2春日部共栄
▽準決勝 10-1成徳大深谷(7回コールド)
▽決勝 11-4川越東

【春季関東大会】
▽2回戦 7-0帝京三(山梨)(7回コールド)
▽準々決勝 6-2前橋育英(群馬)
▽準決勝 4-0東海大相模(神奈川)
▽決勝 4-2川越東

(埼玉新聞)

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