【写真】東大との新人戦に出場した早大・清宮福太郎外野手と宮城誇南投手
◆東京六大学野球春季フレッシュトーナメントAブロック第2日(1日・神宮)早大5-2東大
昨春センバツで強豪・浦和学院(埼玉)を4強に導いた早大のサウスポー・宮城誇南(こなん)投手(1年)が2点リードの6回無死満塁から救援し、公式戦デビュー。4イニングを無安打1失点の好投で勝利投手になった。
先頭にいきなり暴投で1点を失うが、そこからは尻上がりに調子を上げてノーヒット投球。4三振を奪う充実の46球に「神宮のマウンドは投げやすかったです」と振り返った。
春先に左肩を痛め、3、4月はリハビリの日々。5月から投げ始め、リーグ戦には間に合わなかったが、フレッシュリーグのメンバーに名を連ねた。「ずっと投げられない中で、久しぶりに公式戦で投げられた。良かったと思います」と快活な表情を見せた。
ネット裏で見守った小宮山悟監督(57)は「投げられるようになって、ゲームでこのような投球をしてくれたので、ホッとしています。夏鍛えて、秋に神宮デビューしてくれたら」と秋季リーグ戦での登板に期待を込めた。
(スポーツ報知)