(18日・県営大宮ほか)
第8日は6球場で3回戦の残り16試合が行われ、4回戦へ進む32校が決定。城北埼玉が白岡を2-0で破り、創部30年で初の3回戦突破を決めた。
昨年4強の春日部東はCシード上尾に9-2でコールド勝ち。入間向陽の林、所沢北の戸谷、所沢西の関口はいずれも2試合連続完封勝ちした。川口は延長十回に3点を勝ち越し、春日部工を6-5で振り切った。Aシード浦和学院、Bシード坂戸西は順当に4回戦へ進出した。
第9日は19日、県営大宮など3球場で4回戦8試合が行われる。
◇「落ち着いて出来た」 浦和学院・阿部投手
(7回13奪三振)立ち上がりを意識して落ち着いて投げられた。本当は最後まで投げたかった。
◇強豪相手に堂々の戦い 深谷商
強豪相手に堂々とした戦いを見せた。石川監督は「関東で優勝した学校が相手。恐れずにぶつかり、よく頑張った。普通の公立校でもここまでやれるというお手本になるゲームが出来た」と胸を張る。
2年生3人の継投で強打浦和学院打線を6失点に抑え、コールドを防いだ。
主将の羽倉は昨年の浦学のエースの弟。「必死でやれば相手も焦る」と兄に励まされ挑んだ。安打を放つも本塁に帰れず、羽倉は「浦学を倒して甲子園に行きたかった。同じ高校生。勝つ気でいた」と悔しがった。
(埼玉新聞)
◇浦和学院 阿部&南が圧巻奪三振リレー!
浦和学院の2枚看板が圧巻の奪三振リレーを見せ、6―0で深谷商を下した。先発の阿部は7回を投げて毎回の13奪三振。低めに決まる直球が有効で「良すぎるくらい」と森監督をもうならせる投球内容だった。
8回から登板した南も制球にばらつきはあったものの、1メートル96の長身から投げ下ろす角度のある球を武器に5奪三振。4失点KOの前回登板から復調の兆しを見せた。指揮官も「四死球を怖がらずに腕を振れば結果はついてくる」と右腕の完全復活を期待していた。
(スポニチ)
◇3回戦
浦和学200 103 000|6
深谷商000 000 000|0
浦和学院は一回、星、久保の適時三塁打で2点を先制。阿部は7回を4安打無失点に封じた。深谷商は打線がつながらなかった。
【浦和学院】
⑤石 田 2-0-0
④濱 田 1-0-0
⑧ 星 5-2-3
⑦ 原 3-2-1
②久 保 4-1-1
③萩原大 3-1-0
⑨萩原翔 2-0-0
1 南 0-0-0
①阿 部 5-0-0
⑥小 林 5-1-0
(打数-安打-打点)
▽バッテリー
【浦】阿部、南-久保
【深】舩川、四ツ谷、渡久地-内田、小林
▽三塁打 星、久保(浦)
浦410510012
振球犠盗失併残
深18103206