春の関東王者、浦和学院が、ノーシード本庄一に1-4で敗れた。米国人の父を持つプロ注目の197センチ右腕、南貴樹投手(3年)が先発したが1、2回と連続で先頭打者に四球を与えるなど、1安打3四死球と制球力を欠いた。3回からはエースの阿部良亮投手(3年)にマウンドを譲り、ベンチで敗戦を見届けた。「自分のリズムで投げられなかった。シャキッとした投球ができなくて、阿部に負担をかけてしまった」と、8安打4失点のエースをかばった。進路については「プロに行きたいけど、まだ分からない。(父の母国である)メジャーも考えているけど、時間はまだあるので」と、言葉を濁した。
(日刊スポーツ)
◇プロ注目の浦和学院・南、2回で降板
米国人の父を持つプロ注目の197センチ右腕・浦和学院の南が散った。先発したが制球難から3四死球を出し、わずか2回で降板。2年ぶり夏切符を逃し、「悔しいです。自分のリズムで投げられなかった」と大粒の涙を流した。進路については「今はまだ考えられない」と、敗戦のショックに肩を震わせた。
(デイリースポーツ)
◇わずか2回で…浦和学院・南、不完全燃焼で散る
プロ注目の145キロ右腕、米国人の父を持つ浦和学院・南の夏は不完全燃焼のまま終わった。
先発して1安打無失点ながら、わずか2回で降板。「もう少し引っ張りたかったけど、ちょっと…」との森監督の判断だったが、南は「悔しい。(背番号1の)阿部に迷惑ばかりかけた」と肩を落とした。進路については「プロに行きたいつもりはある」。一方でスタンドで観戦した母の直美さんは「大学に進んでもらいたい」との思いを口にした。
(スポニチ)