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選抜へ熱戦開始 あす南部で開幕 投手充実の浦学

 来春の第88回選抜大会につながる秋季県高校野球地区大会の組み合わせが西部、南部で2日までに決定した。大会は4日に南部で開幕し、西部は5日に始まる。東、北部は4日に組み合わせ抽選会が行われ、8日から熱戦を繰り広げる。

 県大会の組み合わせ抽選会は16日に行われ、19日に開幕する。決勝は10月4日に県営大宮球場で実施される予定。上位3チームが関東大会(10月31日~11月4日・県営大宮ほか)に出場する。

【東部】徳栄、叡明、昌平など有力

 (出場38チーム、代表10チーム=8~13日・越谷市民ほか)

 夏の甲子園8強の花咲徳栄、新人戦で両校優勝した叡明と昌平、地力のある春日部共栄などが有力だ。

 花咲徳栄は今夏リリーフとして大車輪の働きを見せた最速145キロ左腕高橋が健在。右腕滝口ら2番手以降も充実し、岡崎、楠本が残った野手陣も穴がない。活気あふれる叡明は左腕小山ら1年生の層が厚く、粘り強い試合運びを展開する。

 昌平は右横の岩瀬に加えて右腕関口が成長。春日部共栄も大道ら5人の投手陣が上り調子だ。新人戦4強の春日部、草加西は総合力で勝負。八潮南の宇田川も好右腕だ。

【西部】聖望、川越東軸に波乱も

 (出場37チーム、代表9チーム=5~10日・川越初雁ほか)

 聖望学園と川越東が地力で周囲に先駆けるが、ノーシードにも実力校がひしめく激戦区だ。

 新人戦優勝の川越東は昨季から主力の星野を中心に、顔触れが変わっても隙のない野球を展開する。同準優勝の聖望学園は右7人の打線が特長。捕手大野亮が残り、球質のいい1年生左腕高橋ら投手陣の駒も豊富だ。

 ふじみ野は右腕岩国ら投手陣、狭山ヶ丘は1番川村ら打線に力がある。入間向陽の右腕今野は外角の制球が秀逸。西武文理は右腕堀越の出来が鍵を握る。シード外の市川越、山村国際、山村学園にも注目したい。

【南部】投手充実の浦学、大宮西

 (出場41チーム、代表10チーム=4~11日・県営大宮ほか)

 2年連続選抜出場を狙う浦和学院の充実ぶりが際立つ。昨季の主力が多く残る大宮西、市川口も県大会出場をうかがう。

 浦和学院は榊原、桑原の両右腕、1年生左腕桑野ら投手陣の層が厚い。打線は3番諏訪を軸に、山本、家盛、杉山と1年生が多く入りそう。新人戦で埼玉栄を破った大宮西はセンター線が残り、経験豊富な右腕佐々木を軸とした堅守が光る。

 市川口は武田、嶋原、品堀と投手陣が充実。西武台・唐沢は鋭い直球が魅力の好左腕。打力のある大宮東は守備が課題。ノーシードでは朝霞、武南、慶應志木も力強い。

【北部】投打充実の本庄一、上尾

 (出場33チーム、代表8チーム=8~13日・上尾市民ほか)

 完成度の高い本庄第一と新人戦優勝の上尾は順当か。今夏埼玉大会4強の松山も地力はある。

 本庄第一は夏を経験した右横の馬場、左腕権藤が残り、攻撃は機動力を絡め得点を狙う。上尾は山下らタイプの違う右腕3人がそろい、打線はつながりがいい。

 松山は制球力のある右腕金子、左腕堀江の継投策。桶川は前チームから主力の捕手山崎が攻守の要を担う。正智深谷は堅守が特長。北本の右腕佐藤も経験豊富だ。打線が活発な早大本庄、本庄東にも注目。夏33年ぶりに8強入りした熊谷は初戦で滑川総合とぶつかる。

(埼玉新聞)

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