本校と隣接するさいたま市立野田小学校より、小学生児童の「投力向上」を目的としたスポーツ交流の依頼があった。過去に学習面の「土曜サポート」の交流はあったものの、全校児童１５９名による大規模な試みは初めてである。本校の指導役は野球部が行うこととなった。授業時間内に行われることから、怪我などの安全面を考慮しながら一定の成果が求められることを認識しつつ、子どもたちが「投げることが楽しく、野球に親しみを覚えるような授業」を心がけ、計画、実行をおこなった。
１８日が高学年８８名、１９日が低学年８３名と振り分けられ、入念に整備された浦学野球部グラウンド一杯に走り回りながら、自らの可能性に挑戦してくれた。担当した野球部生徒、スタッフも「自分達が野球を始めた頃」を思い出しながら子どもたちと目線を同じにして活動を行った。とてもとても喜んでくださったが、個人情報の関係から児童の笑顔がお伝えできないことが残念である。
グラウンドには、8・12・16・20、30ｍのラインが引かれ投力を競った。ポイントは、利き腕と逆の肩をしっかり入れる。ステップをつける。体全体の回転で投げる。３つを伝授、５ｍ以上距離を伸ばした児童を多く見られた。
給食を一緒にふれあい交流
