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浦和学院、快勝で7年ぶり8強 宮城が2戦連続2桁K、金田はソロ本塁打

【写真】5回裏浦和学院無死、右越え本塁打を放つ金田

 浦和学院(埼玉)が和歌山東に7-0で快勝、ベスト8一番乗りを果たした。8強入りは7年ぶり。

 1回裏、1死二、三塁から暴投と4番鍋倉の適時打で2点を先制。2回にも2死三塁から暴投で3点目を挙げた。5回は、3番金田の右越えソロなどで2点を追加。7、8回にも1点ずつを加えた。

 エース左腕の宮城誇南(3年)が快投。5回まで無安打に抑え7回を2安打無失点。10三振を奪い、1回戦の大分舞鶴戦の13個に続く2桁奪三振をマークした。8回は浅田康成投手(3年)、9回は金田が登板。ともに無失点に抑え完封した。

 初出場の和歌山東は先発の麻田一誠投手(3年)が暴投で2失点するなど制球が乱れた。打線も浦和学院投手陣の前に沈黙。8強入りを逃した。

森大監督が宮城誇南称える「持ち味の真っすぐで空振りを取れた」

7-0で勝利し校歌を聞く浦和学院・森監督(中央)ら

 浦和学院が投打に圧倒し、前回出場の15年、87回大会以来の8強入りを果たした。

 先発の宮城誇南投手(3年)がキレのある真っすぐとチェンジアップで7回を投げ2安打10奪三振無失点の好投。打線も、宮城の好投に応え、1回1死二、三塁から暴投と4番鍋倉和弘内野手(3年)の適時打で2点を先制。2回には2死三塁から暴投で追加点。さらに5回にも3番金田優太内野手(3年)の大会第2号となる右越えソロなどで2点を追加して、終始試合をリードした。

 大量リードを受け、8回からは浅田康成投手(3年)、9回には金田がマウンドに上がり、完封リレー。試合をピシャリと抑えた。

 森大監督(31)は、常に得点圏に走者を置き、プレッシャーをかけ続けた攻めに「好投手の麻田君に対して、序盤から理想のゲーム展開ができた」。九州国際大付と広陵の勝者と戦う準々決勝へは「次の相手はどちらが来ても神宮大会に出場したチームなので、胸を借りるつもりでしっかり頑張りたい」と意気込んだ。

 宮城はこの日の投球を「初戦から立ち上がりの部分を修正でき、それが良かった。持ち味の真っすぐで空振りを取ることが、前回に引き続きできました」と振り返った。

大会第2号も浦和学院が記録 金田優太が5回に右翼へソロ、1号は同校の高山維月

 浦和学院(埼玉)の金田優太内野手(3年)が大会第2号ソロ本塁打を放った。

 3点リードで迎えた5回裏、先頭の3番金田は、内角の直球を右翼スタンドへ運んだ。

 今大会は本塁打が少なく、大会1号は開幕試合だった同校の高山維月捕手(3年)が放っていた。大会第2号も浦和学院が記録した。

(日刊スポーツ)

浦和学院が8強一番乗り 和歌山東を破り7年ぶり

五回裏浦和学院無死、金田が右越え本塁打を放つ(投手・麻田)

 第94回選抜高校野球大会は第6日の24日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が始まり、浦和学院(埼玉)が和歌山東を7-0で破り、準々決勝進出一番乗りを果たした。浦和学院の8強入りは準決勝に進んだ第87回大会(2015年)以来、7年ぶり。

 浦和学院は第9日(27日)第1試合の準々決勝で、九州国際大付(福岡)と広陵(広島)の勝者と顔を合わせる。

好投の浦和学院 和歌山東、打線振わず

 浦和学院が快勝した。一回に鍋倉の中前適時打などで2点を先取。二回に1点を加え、五回は金田が右越えソロ本塁打を放ち、終盤も加点した。先発の左腕・宮城は直球にキレがあって制球も良く、被安打2の7回無失点、2試合連続の2桁奪三振と好投。和歌山東は投手陣が計6暴投と乱れ、打線も反撃の糸口をつかめなかった。

浦和学院・森大監督

 先発の宮城はテンポよく投げてくれた。守りからリズムを作る「浦学」の伝統が出せたかなと思う。途中で降板させたのは球数制限もあるが、遜色ない投手が控えているので使いたかった。

和歌山東・米原寿秀監督

 相手投手の変化球が見極められず、キレのある球に対応できなかった。(先発の右腕・麻田は)今後の成長のために、左打者が並んでもしっかり抑えなければいけないと起用した。

(毎日新聞電子版)

浦和学院が8強一番乗り!”浦学のコナン”宮城が圧巻10Kで7回零封

3回表終了後、ベンチに戻って笑顔を見せる浦和学院・宮城(左は森監督)

 第94回選抜高校野球大会第6日は24日、阪神甲子園球場で行われ、第2試合から2回戦に突入した。第2試合では浦和学院(埼玉)が和歌山東(和歌山)を7-0で下し、8強に一番乗りした。

 浦和学院が投打で圧倒した。まずは初回、無死二、三塁から相手の暴投、4番・鍋倉の中前適時打で2点を先制。さらに2回に1点、5回にも3番・金田の今大会第2号となる右越えソロなどで2点を加える。終盤にも追加点を奪うなど、自慢の打線が爆発した。

 投げては初戦の大分舞鶴戦で13K完封の“浦学のコナン”宮城が、この日も三振の山を築いた。5回まではノーヒットピッチング。6回に無死一、二塁と初めて得点圏に走者を背負ったが、後続をピシャリ。7回を投げて被安打2、10K無失点の快投だった。

 全ての面で前向きにという思いを込めた「超攻撃野球」の看板に偽りはない。目指すは2年生エースの小島和哉(ロッテ)を擁して初優勝した13年選抜以来となる日本一だ。

 浦和学院は27日の第1試合で、九州国際大付(福岡)-広陵(広島)の勝者と対戦する。

(スポニチ)

浦和学院・宮城誇南、7回10三振無失点で8強も反省「マウンドで修正した」

 浦和学院は最速142キロのエース左腕・宮城誇南投手(3年)がこの日も先発し、7回2安打2四球10三振無失点に抑えた。一回に2点を先行し、その後も五回の3番・金田優太内野手(3年)の大会2号の右越え本塁打などで追加点を奪い、7-0で快勝した。

 この日、直球は130キロ台後半で、変化球を多用して抑えた宮城は、「あまり調子がよくなくて、マウンドで修正した。テンポ、リズムを意識して、打たせてとろうと思った」と首を振った。

 森大監督は、「宮城は初回は球がうわずっていたが、修正できた。オフに機動力、攻撃力強化をしてきたが、その成果を出してくれた。打線が点をとってくれたので、(7回無失点の)宮城を代え、他の投手が投げることができた。次は、(九州国際大付-広陵の勝者で)明治神宮大会に出たチームなので胸を借りるつもりで戦いたい」と話した。

(サンスポ)

浦和学院が和歌山東を圧倒して8強一番乗り 森監督「理想の展開だった」

5回裏に本塁打を放って生還した浦和学院の金田

 第94回選抜高校野球大会第6日(24日)第2試合で浦和学院(埼玉)が和歌山東に7―0と快勝し、ベスト8進出を決めた。序盤から打線が相手先発の麻田をとらえて得点を重ね、5回には3番・金田(3年)の右翼席へのソロ本塁打などでリードを広げた。投げては大分舞鶴との初戦で完封した宮城(3年)が7回を2安打、10奪三振の好投を見せ、浅田―金田と3投手の継投で和歌山東に付け入る隙を与えなかった。

 森監督は「金田の本塁打が大きかった。開幕戦(大分舞鶴)が終わってからも調子がよく、僕も(打撃投手で)打たれましたから。麻田くんを序盤から打ち崩して引きずり降ろそうというのがテーマだったので、理想の展開だった。2勝できたということは全員一丸となった勝利。宮城は尻上がりによくなって、8回、9回に他の投手を投げさせることができてよかった」と表情を緩ませた。

 初戦の高山(3年)に続いてチーム2本目のアーチを放った金田は「先頭打者で狙い球を振りに行こうと思った。インコースの甘めのストレートで、打った瞬間、手ごたえがよかった」。自身の公式戦1号が甲子園の舞台となり「まさか打てると思っていなかった。打ちたいなと思っていて、たまたまうまく引っかかった」と驚いた様子だった。

(東スポ)

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