【写真】浦和学院・三上栞汰内野手は、代打で2試合連続本塁打を放ち、ナインに迎えられる姿が頭越しに見えた
第5日は3回戦5試合を行い、浦和学院、花咲徳栄、上尾、浦和実、西武台がベスト8入りした。
西武台はCシード大宮東に3-0で完封勝利。シード勢は浦和学院が13-0で春日部東に、花咲徳栄は東農大三に10-0でともに五回コールド勝ちした。上尾は11-4で星野を七回コールドで退け、浦和実は8-6で早大本庄を下した。
市浦和-狭山清陵、川越東-山村学園、市川越-武南の3試合は、降雨のため30日に順延となった。
(埼玉新聞)
浦和学院、春日部東に圧勝 三上が2試合連続の代打本塁打
選抜大会4強の浦和学院は、代打・三上栞汰(かんた)内野手(3年)の2試合連続の代打本塁打など計14安打でで13点を奪い、五回コールド勝ちし、8強入りした。
四回1死、一、二塁で泳ぎながら左中間に3ランを放った三上は、「追い込まれて、真っすぐはないと思っていて、アウトコース高めの変化球、チェンジアップ。ちょっと先だったけど、打球が伸びていった」と笑顔を見せた。
25日の本庄戦で公式戦初出場、初打席で左越え本塁打を放ち、192センチ、103キロの右打ちで目標とする打者のオリックス・杉本裕太郎外野手と体型的にも似ており、代打で2試合連続で柵越えを放ち、一塁の控えの〝ラオウ〟から、次のチャンスを見据える。
森大監督は、「(背番号21の)三上や他の選手が結果を出して、競争が生まれ、相乗効果になっている」と快勝に手ごたえを感じている。
(サンスポ)
センバツはベンチ外”未完の大器”が本領発揮 浦和学院の巨漢三上が2戦連発
春季高校野球の埼玉県大会は大宮公園野球場で3回戦を行い、昨秋王者で今春センバツ4強の浦和学院、昨秋準優勝の花咲徳栄がともに5回コールド勝ちで8強に進んだ。浦和学院は、センバツはベンチ外だった巨漢の三上栞汰(かんた)内野手(3年)が2試合連続本塁打を放つなどして13-0で春日部東を圧倒した。
未完の大器が本領を発揮した。浦和学院は4回1死一、二塁で代打の三上が左中間にリードを13点にする3ラン。今春センバツはベンチ外だったが192センチ、97キロの飛ばし屋。外角のチェンジアップを力で運んだ。
この大会初戦の本庄戦でも代打で公式戦初打席アーチで2試合連発。「きょうはいい感触ではなかったけど、よく伸びてくれました。飛ばすのが自分の持ち味と思ってます」と胸を張った。まだまだ粗削りながら、森監督は「(初戦で)1本打っていいイメージで打っている。もう少し一塁守備の練習もしてくれたらもっといい」と笑った。
(中日スポーツ)
試合結果
春季県大会・3回戦(4/29・県営大宮)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
春日部東 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
浦和学院 | 2 | 0 | 6 | 5 | x | 13 | ||||
(5回コールド) |
【浦】 | 芳野、月野-高山、近内 |
【春】 | 東、蔀-鈴木 |
本 | 三上(浦) |
三 | 大勝、伊丹(浦) |
二 | 八谷(浦) |
浦学スタメン
打順 | 位置 | 選手名 | 学年 |
1 | 中 | 小林 | 2 |
2 | 遊 | 大内 | 3 |
3 | 二 | 大勝 | 3 |
4 | 右 | 伊丹 | 3 |
5 | 捕 | 高山 | 3 |
6 | 三 | 八谷 | 3 |
7 | 一 | 三井 | 1 |
8 | 投 | 芳野 | 3 |
9 | 左 | 三宅 | 3 |