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仲間でライバル ともに表彰 上尾野球部OBの森士さんと神谷進さん

【写真】「育成功労賞」を贈られた森士さん(左)と「県功労者」に選ばれた神谷進さん(右)=7月8日県営大宮

 高校野球の発展に貢献した指導者を日本高校野球連盟と朝日新聞社が表彰する「育成功労賞」に浦和学院前監督の森士(おさむ)さん(59)が選ばれた。大会運営などへの功績をたたえる「県功労者」には、県高野連の神谷進専務理事(59)が選出された。

 2人は上尾野球部の同級生で共に白球を追い、同じ大学に進んだ間柄。森さんは「高校の同級生と県を代表して表彰頂きありがたい」。神谷さんは「指導者としてはライバルだったが、一緒にやってきて表彰されうれしい」と喜んだ。

 森さんはさいたま市出身。大学卒業後、浦和学院のコーチなどを経て、1991年から監督を務めた。2013年に春の選抜大会優勝を果たすなど、同校を春夏通算22回甲子園に導いた。ロッテの小島和哉など多くのプロ野球選手も育て上げた。

 21年に監督を勇退し、現在は地域のスポーツ活動を手がけるNPO法人の理事長だ。コーチ時代を含めて約35年の指導者生活について「ひたむきに生徒と一緒に遊ばせてもらい楽しかった」と振り返った。

 神谷さんは伊奈町出身で、久喜北陽や川口市立、上尾で監督や部長を務めた。県高野連の役員も歴任してきた。

 指導者としての原点は高校時代。最後の夏に甲子園に行けず、ずっと未練を抱えた。そこで教員として聖地を目指した。甲子園にはあと一歩届かなかったが、夏の決勝に2度進んだことは思い出深いという。

 20年に県高野連の専務理事に就任してからは、コロナによる大会の中止など難しい決断の連続だった。

 今夏は専務理事として初の通常開催の大会。「制限がなく逆に不安も多いが、無事に運営してきたい」

(朝日新聞埼玉版)

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