7月25日(木)、県営大宮球場にて、第95回全国高校野球選手権記念大会埼玉県予選を迎えた。準々決勝の相手は、「公立の雄」上尾高校を破り、夏の大会初のベスト8進出を決め波にのる埼玉平成高校。序盤は相手の好投手佐々木投手を打ちあぐみ、縦横自在のスライダーに翻弄され6三振を喫したものの6対0で勝利した。
埼玉平成高校は、強豪春日部共栄高校を零封した好チーム。しかし、浦学先発の小島投手(鴻巣市立赤見台中学校出身)の前にランナーを一人も出すことができなかった。浦学は全員野球、相手の27人目のバッターが1・2塁間をゴロで破ったが、斎藤右翼手(入間市立藤沢中学校出身)の勘の鋭い守備位置、スタートダッシュ、1塁へのストライク送球で、零封した。高校野球は、グラウンドの選手、スタンドの選手、そして応援団が一体で戦うもの、全員が最後の一球に集中し、成し遂げた準決勝進出である。スタンドは1年生の学年応援、大きな大きな声援が勝利を後押ししてくれた。
練習・試合前に行われる野球部の掛け声。控え選手、野球部父母会は一体となり唱和する。得点のたびに唄われる得点歌、一般生徒も応援団生徒も野球部員も肩を組み一体となる。
少年野球チームも浦学の応援に加わり、楽しそうに応援歌を唄う。生徒会を中心とした浦学ファイヤーレッズと、県大会でもスタンドを埋め尽くす1年生の学年応援。
今日の試合では、3番・4番に課題を残した。準決勝・決勝では調整をしてくれるであろう。2回裏2アウト1・3塁から8番打者小島投手が先制のライト前タイムリーヒット。
序盤は、1点差の緊迫したゲーム。追われる選手の表情も心なしか硬い。緊迫したゲーム、5回裏1アウト1・3塁の初球、2番服部左翼手(さいたま市立東浦和中学校出身)のスクイズで3点目。
リズミカルな指揮でスタンドを盛り上げる吹奏楽部員の平田温菜さん(さいたま市立宮原中学校出身)右。試合前後のメリハリのある挨拶、校歌斉唱、エールの交換、巧みなリードをする応援団長池ノ上大貴さん(上尾市立南中学校出身)写真下。
最終的に点差はついたものの、相手投手の好投で引き締まったゲームとなった。
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25.7.28 対 埼玉平成.pdf
(浦和学院高校公式ホームページより)