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東洋大1年生河北がド派手に3者連続三振デビュー

9回から登板しピシャリと抑えた東洋大・河北(左)は佐藤都捕手と握手する

 ルーキーが迫力満点に試合を締めた。東洋大は3点リードの9回、河北将太投手(1年=浦和学院)がマウンドに立った。

 ハイテンポに打者を追い込み、見事な3者連続三振のデビュー。スライダーのキレが抜群だった。「初めて公式戦で投げて緊張もありましたが、良い結果を出せました」とほっとしていた。

 昨夏の南埼玉大会では背番号1を背負い、チームの甲子園出場に貢献。渡辺勇太朗投手(西武ドラフト2位)の台頭で、甲子園では抑え役を務めていた。「高校では最後にチームとしての柱になりきれず、悔いが残りました。大学でその分までしっかりやっていきたいです」と話す。

 杉本泰彦監督(59)は満を持して、1年生右腕をクローザーとして送り出した。「(抑えの)気持ちの持ちようというか、自分の中でそこの確立はできています」と河北。先発マウンドへの思いも残しながら、まずはソフトバンク1位でプロ入りした甲斐野央投手(22)の後釜として、役割を全うする意気込みだ。

(日刊スポーツ)

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