３球場で３回戦８試合を行い、ベスト８が決定。準々決勝に進出した８校が来春の県大会のシード権を獲得した。

　昨秋王者で連覇を目指すＢシード春日部共栄が本庄東に１４－７で打ち勝った。聖望学園は浦和に８－１の七回コールド勝ち。Ａシード昌平は８－６と上尾の反撃を振り切り、川口市立は熊谷工に８－１の七回コールド勝ちを収めた。

　Ｂシード浦和学院は正智深谷に１３－３の六回コールドで快勝。西武台は川越東を１３－０の五回コールドで破った。埼玉栄は四回に１１得点の猛攻など川口青陵に１６－１の五回コールドで大勝。Ａシード花咲徳栄は８－１の八回コールドで武蔵越生を退けた。

　準々決勝は休養日を挟み、２７日に県営大宮と市営大宮で行われ、ベスト４が決まる。

15安打13得点「1年生に力」

　浦和学院は一、二回に計３点を奪われ、ひやりとしたが終わってみれば１５安打１３得点で六回コールド勝ち。「今年のチームは１年生に力がある」と森監督が期待を寄せる選手たちが輝いた。

　中でもエースで５番の三奈木。一回１死満塁では凡退したが次打席で悔しさを晴らした。二回２死一、三塁で右越え２点三塁打を放ち、点差を広げた。長打力が売りで、投げては１３０キロ後半の直球が持ち味。この日は登板機会がなかったが、「次の試合は一球入魂で抑える」と活躍を誓った。

（埼玉新聞）

試合結果

県大会3回戦（9/25・市営大宮）