埼玉県高野連は１７日、さいたま市民会館おおみやで運営委員会を開き、来月８日に開幕する「夏季埼玉県高校野球大会」の参加チームが１４８チーム（１６０校）になると発表した。連合チームは６チーム（１８校）が出場する。
試合は原則無観客だが、３年生部員１人につき、最大２人まで保護者がスタンドで観戦可能。３年生がベンチ入りの２０人に満たないチームは登録されている１、２年生部員の保護者も入場することができる。
保護者2人まで入場可 観戦時には検温義務
県高野連は１７日、さいたま市内で運営委員会を開き、来月８日に開幕する県高校野球代替大会の詳細を発表した。
参加チーム数は単独チームが１４２校、連合は６チーム（１８校）で計１４８チーム（１６０校）が出場する。昨夏の埼玉大会の１６３校から３校減ったことについて、県高野連の神谷進専務理事は「部員不足で出場が不可能（なチームが増えた）」と説明した。
試合は原則無観客だが３年生部員１人につき、保護者２人まで球場に入ることが可能。また、３年生が２０人に満たないチームは、ベンチ入りしている１、２年生の保護者も同様に２人まで入場することができる。スタンドで観戦する保護者は、検温が義務付けられる。
県内の新型コロナウイルス新規感染者数が再び増加してきているのは心配の種だ。大会の実施可否について、神谷専務理事は選手が感染、また、感染者と濃厚接触した場合に、選手が所属するチームは出場辞退になるとし、「出場校が減りすぎたら、中止もやむを得ない」と口にした。
県高野連の坂上節会長は「３年生の集大成の場を何とか用意してあげたい。コロナの問題もあるが、できる限り対策を取っていきたい」と力を込めた。県高野連は独自のガイドラインを作成し、ホームページに掲載した。
（埼玉新聞）
