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浦和学院、初戦で神奈川1位の横浜と対戦 秋季関東大会組み合わせ決定

 関東高校野球連盟は11日、来春の第95回選抜高校野球大会出場校の選考材料となる第75回秋季関東高校野球大会(22、23、25、29、30日・県営大宮、レジスタ大宮)の組み合わせを発表した。

 今大会は県内開催のため、埼玉からは代表3校が出場する。県大会で2年ぶり2度目の頂点に輝いた昌平はシードとなり、25日の準々決勝から登場。慶応(神奈川2位)-常磐大高(茨城2位)の勝者と対戦する(13時・県営大宮)。

 同準優勝の浦和学院は22日の1回戦で横浜(神奈川1位)と顔を合わせる(10時30分・県営大宮)。同3位の山村学園は23日の1回戦で土浦日大(茨城1位)とぶつかる(10時30分・県営大宮)。

 大会は有観客で実施され、各球場最大2万人、または収容定員数、どちらか少ない人数の入場が可能。

 昌平と山村学園はともに初、浦和学院は2年連続12度目の選抜大会出場を目指す。

(埼玉新聞)

【展望】横浜初戦で浦和学院と対戦 投手力高いチーム同士の注目対決

 強豪同士が、初戦で対戦することになった。今夏からエースを任される左腕・杉山遥希投手(2年)を擁し、2季連続の甲子園を狙う横浜(神奈川1位)は、今春センバツ4強の浦和学院(埼玉2位)と対戦。投手力が高いチーム同士の注目の対決で、今年のセンバツ前には練習試合をしている。横浜の高山大輝部長は「(相手は)鍛えられた隙のないチーム。1戦必勝で勝ち上がるのみです。チームは万全な状態で臨めると思う」。浦和学院の田中宏部長は、選手たちから「強いチームと対戦したい。横浜と対戦したい」と言われてきたことを明かし「開幕戦に勝って勢いをつけて、2勝したい」と話した。

 慶応(神奈川2位)は清原和博氏の次男・勝児内野手(1年)ら強力打線が持ち味。守備力のある常磐大高(茨城2位)と初戦で対戦する。この勝者が、投打で総合力が高く初の甲子園を狙う昌平(埼玉1位)に挑む。

 専大松戸(千葉1位)は、最速151キロ右腕平野大地投手(2年)に注目。明和県央(群馬2位)との初戦になった。

 山梨学院(山梨1位)は、今年2季連続甲子園に出場した選手がそろう経験値が強み。3季連続の聖地へ、10年夏以来の甲子園を目指す成田(千葉2位)と対戦する。

 3年ぶり3度目の関東大会出場となった駿台甲府(山梨2位)は、最速147キロの大型エース右腕・平井大智投手(2年)が中心。21年夏以来の甲子園出場を目指す作新学院(栃木1位)との初戦となった。

(日刊スポーツ)

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