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浦和学院、秀明英光にコールド勝ちで準決勝進出 全国選手権埼玉大会

【写真】先制2ランを放った浦和学院の4番内藤(右)と5回無失点の佐々木投手はガッツポーズ

 (22日・県営大宮ほか)

 第10日は準々決勝4試合を行い、Aシードの浦和学院と花咲徳栄、Bシードの立教新座と昌平が準決勝に進んだ。4強入りは立教新座が記念大会を除いて41年ぶり、浦和学院が3年ぶり、花咲徳栄が2年ぶり、昌平が4年連続。

 立教新座は大宮東を11-6で退けた。3-5の五回に仙波の適時二塁打などで3点を奪い逆転。八回に5点を追加し点の取り合いに終止符を打った。昌平は山村学園に3-2で競り勝った。小笠原、山崎の本塁打などで3点を奪い、1点差の九回2死満塁は吉田裕が抑えて逃げ切った。

 浦和学院は秀明英光に10-0でコールド勝ち。一回に内藤の2ランで先制すると、以降は毎回得点を重ねた。花咲徳栄は川口市立に9-2で勝ち切った。三回までに8点を奪い、先発古賀が8回2失点でまとめた。

浦学、投打盤石 圧倒10得点 大勝の陰で足場着々

 9安打10得点。スコアを見れば猛打に映るが、その裏で足場を着々と固めている。浦和学院は、左のエース佐々木が5回1安打無失点と相手を寄せ付けず。打線は強打に手堅さも加え、大量援護で支えた。森監督は「左投手のイメージはさせていた。攻撃のリズムがつかめてきていて、小技も練習の成果が出た。ナイスゲーム」と理想的な試合運びに、満足した様子だった。

 一回に幸先良く4番内藤の2ランで先制。自慢の打力を見せつけた一方で、5回で5犠打と堅実さも光った。二、五回にはいずれもセーフティースクイズを敢行し、したたかに追加点。二回1死一、三塁からスクイズを決めた藤澤は「バント、走塁が自分たちの原点。チームのためのプレーを意識している」と役割を果たし、胸を張った。

 背番号10の佐々木は春季関東大会2回戦、横浜創学館戦以来の先発マウンド。「新しいボールが汗で滑って、抜けた」と振り返ったが、浮き上がるような直球と4種類の変化球を巧みに操り、五回1死まで無安打投球。一度も二塁を踏ませなかった。「五回までに修正し切れていない。まだまだ」。数字は文句なしでも改善点を口にするあたり、向上心の高さがうかがえた。

 攻守で隙がなくここまで5試合全てでコールド勝ち。圧倒的な力を示し、優勝した2023年以来3年ぶりの準決勝に駒を進めた。それでも「準々決勝からの3試合は全て決勝のつもりでいこうと話している」と藤澤。一戦一戦に全力を込め決意はぶれない。

4番先制2ラン 追加点の好機も

 4番内藤が一回2死二塁で、左越え先制2ラン。試合の流れを呼び込んだ。今大会初のホームランに背番号2は「緩い球を狙って思い切り振った。打った時は、かすり気味だったが、先制点がとれてうれしかった」と笑顔を見せた。

 6-0で迎えた三回にも二塁打を放ち、追加点の好機をつくった。3安打2打点とチームをけん引し、「自分のやりたい打席ができた」と納得顔。目標の頂点まであと2勝とし、「一戦一戦、目の前の敵に取り組み、最後は仲間と甲子園に行く」と力を込めた。

(埼玉新聞)

浦和学院5回コールドで4強 4番内藤蒼が先制2ラン、佐々木蓮也1安打0封

 3年ぶり甲子園を目指す浦和学院が、投打で秀明英光を圧倒し、5回コールドで4強進出を決めた。

 初回2死一塁から、4番内藤蒼捕手(3年)が先制2ランを放ち、試合を優位に進めた。今秋ドラフト候補の内藤は、今春の関東大会以来となる通算12号。「2ストライクからはカーブが多いというデータがあった。まっすぐが来て打てなくてもいいと割り切った」。狙い通りのカーブをややこすり気味で捉え左飛かと思われたが、フルスイングしたことで最後にひと伸びしてスタンドイン。森大監督(35)は「先制が欲しいところで決めてくれた。ナイスゲームだった」と目を細めた。

 投げては、関東大会以来約2カ月ぶりの先発となった2年生左腕・佐々木蓮也投手が、5回1安打無失点、5奪三振と力投。最高気温38度の酷暑をものともせず、力強いフォームから144キロ直球、カーブ、チェンジアップ、スライダーを投げ分けた。試合後は「守りに入ってしまった」と先頭打者に四球を与えたことを悔やんだ。だが、4回のマウンドに上がる際、森監督から「自分らしくない、楽しめていないぞ。お前は秋以降もチームを背負う左の投手だ。小島(ロッテ)や宮城(早大)に匹敵する素材なんだから、堂々と投げてこい」とハッパを掛けられた。

 これで目が覚めた。4回からフォームをノーワインドアップへと変更。「楽しもう」と切り替えたことでストレートと変化球のコンビネーションがさえ渡り、秀明英光打線を寄せ付けなかった。

 森監督は「まだムラはあるが、それも含めて浦学の左らしい投手。しっかり投げきってくれたのは次につながる」と目を細めた。佐々木は「今日の投手は40点。まだまだです。準決勝、決勝に向けてしっかり修正したい」と話した。甲子園まであと2勝だ。

(日刊スポーツ)

気温38度!浦和学院が5戦連続コールド快勝で4強 プロ注目・内藤蒼の豪快先制2ランを巨人スカウト称賛「強肩強打の捕手」

初回2死二塁、左翼に先制2ランを放った浦和学院・内藤蒼捕手

 3年ぶりに夏の甲子園出場を狙う浦和学院が秀明英光を10-0(5回コールド)で下し、準決勝進出を決めた。

 「4番・捕手」で出場したプロ注目の内藤蒼捕手(3年)は初回2死二塁、真ん中のカーブを振り抜いて、左翼席に運んだ。「カーブを狙っていた。ちょっとこすり気味だったが、うまく力も乗ってくれて、打球が伸びてよかった」と振り返った。

 打球がスタンドに入ったのを確認すると高々と拳を突き上げた内藤は「準々決勝でレベルも上がってきている中で、先制点をどうしても取りたいとこだわっていた。そこで自分の1本で先制点を勝ち取れたことが嬉しかった」と笑顔を浮かべた。

 豪快な先制2ランに森大監督(35)も「先制点がほしいなという部分で、やっぱり本塁打が打てたのはすごく大きかった」とうなずいた。

 3回先頭でも二塁打を放つなど3打数3安打2打点の活躍を見せた主砲は「自分の100%の体のコンディションでいける準備をした結果、調子が上がってきた」と好調の理由を明かした。

 この日はNPB3球団のスカウトが視察。巨人・武田スカウトは「強肩強打の捕手。スローイングもいいし、柔らかい打撃もしている」と称賛した。3打席目のセーフティーバントについては「器用な面もあるんじゃないですかね」と評価。機動力でもアピールした。

 チームは初戦から5戦連続のコールド勝利で4強入り。最高気温38度という酷暑の中での戦いに「それにしても暑かった。(コールド勝利)はめちゃくちゃ大きい」と森監督。選手の体力温存に繋がったことに安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 準決勝は24日。立教新座と戦う。「優勝をつかむために、1日1日を過ごしてきた。最後はこの仲間みんなで優勝をつかみたい」と内藤は聖地への強い思いをあらわにした。

(スポーツ報知)

浦和学院4強 キャノン内藤弾 プロ注目「4番・捕手」3安打2打点で5戦連続コールド導いた

3安打2打点の浦和学院・内藤

 第108回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の地方大会は22日、25大会68試合が行われた。埼玉大会準々決勝では、プロ注目の浦和学院・内藤蒼(そら)捕手(3年)が初回に高校通算12号となる先制&決勝の左越え2ランを放ち、3年ぶりの4強入りに貢献した。

 浦和学院の4番・内藤は初球を仕留めた。初回2死二塁で秀明英光の左腕・大矢勇斗(3年)のカーブをフルスイング。高校通算12号の先制2ランを左翼芝生席へ打ち込み、毎回10得点の口火を切る決勝弾になった。

 「ちょっと、こすり気味でレフトフライかなと思ったけど、うまく力が乗ってスタンドに行ってくれたのでよかった」

 3回先頭では再び初球を中堅へ二塁打。4回2死一塁では初球に意表を突いて三塁前へ絶妙なセーフティーバントを決めた。「1、2打席目で長打を打ったことで、相手が警戒して下がったので裏目をついた」。優れた野球脳も印象づける小技も絡めて3打数3安打2打点の大活躍だ。主砲と正捕手の攻守の大黒柱。昨夏はまさかの3回戦敗退だったチームを初戦の2回戦から5試合連続のコールド勝利に導いた。

 1学年上の先輩で「浦学のジャッジ」と称された藤井健翔(巨人ドラフト6位)から4番を継承。高校生では関東No・1捕手として遠投110メートル、二塁送球タイム1秒8のプロ級の強肩を誇り、「キャノン内藤」の異名を取る。「自分より肩が強い選手は見たことがない」と自信満々。昨秋から4キロ増の体重88キロで打球も伸びるようになり、巨人、ヤクルトなどスカウトが視察した前で打力も見せつけた。

 前回甲子園へ出場した23年以来の4強入り。3年ぶりの聖地まで残り2勝とし「最後にこの仲間たちとみんなで甲子園をつかみ取りたい」と力強く意気込んだ。

(スポニチ)

試合結果

全国選手権埼玉大会・準々決勝(7/22・県営大宮)

TEAM123456789計HE
秀明英光00000    012
浦和学院24112x    1090
(5回コールド)
【浦】佐々木-内藤
【秀】大矢、相馬-附田
本内藤(浦)
二内藤(浦)

打撃成績

 浦和学院
位置選手名打数安打打点
DH玉榮331
③藤澤001
⑦鈴木300
②内藤332
⑥伊藤100
R蜂巣000
④法量100
H伊佐100
⑨西村112
⑤金谷211
⑧城間112
計1699
 秀明英光
位置選手名打数安打打点
⑨小山100
⑧早川200
②附田200
DH鎌田200
③笠原200
⑥落合210
⑦今井200
④小沼100
⑤田口100
計1510

投手成績

 浦和学院
選手名回安打三振四球死球失点自責
佐々木5152000
計5152000
 秀明英光
選手名回安打三振四球死球失点自責
大矢1 0/3202044
相馬3 1/3713064
計4 1/39150108

チーム成績

TEAM攻撃守備
三振四死球犠打盗塁残塁失策併殺
浦和学院1553301
秀明英光5200220
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