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【写真】2回無死三塁、荒木が右前適時打を放つ

 明治神宮野球大会第3日は16日、神宮球場で準々決勝が行われ、高校の部は浦和学院(関東)と九州学院(九州)、大学の部は駒大(東都)と創価大(関東2)がベスト4に進出した。

 浦和学院は14安打をマークし、東海大四(北海道)に10-0で六回コールドゲーム勝ち。九州学院は中原の3ランなどで敦賀気比(北信越)に8-3で逆転勝ちした。17日の準決勝は東海大菅生(東京)-浦和学院、九州学院-仙台育英(東北)の組み合わせ。

 駒大は二、四回に挙げた得点を左腕今永が守り、中部学院大(愛知・東海・北陸)を3-1で下した。創価大は42年ぶり出場の関大(関西1)にタイブレークの延長十回、2-1でサヨナラ勝ちした。

◇厚さ際立つ強力打線

 北海道王者を寄せ付けなかった浦和学院が初出場した2010年以来、4年ぶりの準決勝に駒を進めた。不測のアクシデントも、チームの厚い層が際立つ結果となった。

 四回の守備。先制の左越え適時打を放った山崎滉が、一塁前で跳ね上がった打球で右目の上を切り、無念のドクターストップ。それでも山崎滉に代わって出場した田村が2打数2安打1打点と活躍し、主将の津田は「全員が準備している状態だから、田村が結果を出せた」とうなずいた。

 偵察したライバル校も戦々恐々としているに違いない。浦和学院打線は上位から下位まで切れ目がないだけでなく、控えもレベルが高い、と。

 関東大会準決勝から3試合連続10得点と好調を維持する打線に、森監督は「どこからでも打つことができているが、本当にいいピッチャーから打ってこそ。上位のチームとの戦いでどうなるか」と期待を込める。

 『明治神宮大会優勝』を目標にスタートした秋の戦いも残すはあと2試合。全国区の強豪を相手に、最強打線の真価が試される。

◇左右に打ち分け 4打点と大暴れ 荒木

 広角に打ち分ける持ち味を発揮した荒木が3安打4打点の大暴れ。二回無死三塁から「外の真っすぐ。イメージ通り打ち返せた」と右前適時打を放つと、五回には無死満塁から左前へ2点打、六回にも左前適時打でコールド勝ちを決定付けた。

 主砲の負傷にも「普段から何が起こるかわからない。ベンチが暗くならないように声を出した」とチームをもり立てた。関東大会ではサイクル安打も記録した7番打者は「次も野手が土台をつくって投手陣を助けたい」と援護を約束した。

◇途中出場で躍動 「つなぐ」2安打 田村

 四回の守備で負傷した4番山崎滉に代わって途中出場した田村が2安打1打点と躍動。五回に好機を広げる左前打で公式戦初安打を記録すると、六回にも「つなごうと思って打った」とチーム9点目の左前適時打で存在感を発揮した。

 この秋は関東大会で代打1回と出番に恵まれなかったが、突然の登用にも「頑張れよと送り出された。やるしかない」と責任感を燃やした。背番号17は「まだ貢献できてない。出る機会があれば目の前のことを全力でやる」と力を込めた。

(埼玉新聞)

◇浦学、好機逃さず 14安打10得点

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【写真】二回裏浦和学院無死三塁、荒木が右への適時打を放つ=神宮球場

 二回無死三塁、7番荒木裕也選手(2年)は甘く入った直球を見逃さず、「1回戦を見てイメージした通り」に右へ安打を放ち、2点目の走者を生還させた。一回に続く得点で浦和学院の攻撃に勢いをもたらした。

 五回無死一、二塁では、けがで退いた4番山崎滉太選手(2年)に代わって田村将一(まさたか)選手(2年)が4番の打席に立った。「ベンチから『がんばれよ』と送り出された。やるしかない」。バントを失敗し、1ボール2ストライクと追い込まれた4球目を振り抜き、好機を広げた。チームはこの回一挙4得点。田村選手は六回にも適時打を放ったが、「山崎の分の仕事をするには足りていない」と控えめだった。

 終わってみれば、浦和学院は14安打10得点の大勝。普段はチームを守備で支えるが、3安打4打点と大活躍した荒木選手は「次も投手をカバーするよう、野手が土台を造りたい」と意気込んだ。森士監督は「上位打線から下位打線までまんべんなく打てた。これを崩さないようにしたい」と目を細めていた。

(朝日新聞埼玉版)

◇浦学、4強!代役4番・田村が2安打1打点

 高校の部は昨春センバツ王者・浦和学院と、九州学院が準決勝進出を決めた。

 “代役4番”の浦和学院・田村将一右翼手(2年)が、初ものづくしで4強入りだ。5回無死一、二塁から左前へ公式戦初安打を放つと、続く6回1死一、三塁では再び左前へ初適時打。全国の大舞台に「少し緊張した」と言いながら、2安打1打点で6回コールド勝ちに貢献した。

 「滉太の分まで責任を果たそうと思った」。先制打を放った4番の山崎滉太一塁手(2年)が、4回の守備で打球を顔面に受け負傷交代。大会前の登録変更でメンバーにすべり込んだ背番号17が「4番・右翼」に急きょ座った。

 今夏は埼玉大会3回戦で敗れ、その日の午後から新チームの練習を始めた。その時はベンチに入れなかった男が大暴れし、秋の高校日本一まであと2勝。田村は「(次も)いつでもいけるように準備したい」と気合は十分だ。

(スポーツ報知)

 試合結果
 準々決勝 11月16日(明治神宮野球場)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
東海大四 0 0 0 0 0 0       0 5 3
浦和学院 1 3 0 0 4 2x       10 14 0
【浦】江口-西野【東】大澤-小川
▽二塁打:山崎滉、臺、高橋(浦)小川(東)
 浦和学院打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
諏訪 4 0 0
4 2 2
津田 4 3 0
山崎滉 2 1 1
9 田村 2 2 1
幸喜 4 1 2
⑨3 高橋 2 2 0
荒木 4 3 4
西野 2 0 0
江口 3 0 0
31 14 10
 東海大四打撃成績
位置 選手名 打数 安打 打点
冨田 3 1 0
金村 1 1 0
山本 2 0 0
③5 斎藤 3 0 0
上野 3 0 0
小川 3 3 0
吉田 2 0 0
H3 1 0 0
酒本 2 0 0
大澤 2 0 0
22 5 0
 投手成績
TEAM 選手名 被安打 奪三振 四死球 失点 自責点
浦和学院 江口 6 5 2 2 0 0
東海大四 大澤 5 2/3 14 2 2 10 6
TEAM 三振 四死球 犠打 盗塁 失策 併殺 残塁
浦和学院 2 2 1 0 0 0 7
東海大四 2 2 1 0 3 1 7

 投打がかみ合った浦和学院が14安打10得点と東海大四を圧倒した。

 浦和学院は一回2死一塁から山崎滉の左越え適時二塁打で先制。二回も荒木、臺の適時打で2点を加えた。五回には4連打を含む5安打で突き放し、六回にも田村、荒木の適時打でダメを押した。高めに浮くボールが目立った先発江口は、毎回走者を許しながら6回無失点と粘り強く投げた。

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